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最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
秘訣を明らかにしているはずなんだけど……,
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レビュー対象商品: 「視聴率男」の発想術 (単行本)
生き馬の目を抜く放送業界で高視聴率をマークしている人の発想、というキャッチコピーは魅力的。とはいえ、この本は2年まえに出版されている。次から次へ新番組が生まれては消えていく世界では、2年前というのは大昔と同義かもしれない。著者の五味氏は、日本テレビで高視聴率を誇っている。日大芸術学部卒業後、CM映画界で市川準に師事。中途採用で日本テレビに入ったという経歴を持っている。毎分視聴率を見たとき、CM時間帯に視聴率が低下する事実に愕然とする。お前のCM作品なんて誰も注目していないよ、といわんばかりの数字を見て、五味氏は自分の好みや嗜好で作品を作ることをやめた。 その代わり「普通の人の目線」という姿勢に徹する決意をし、精進を続けた結果、「1000万人の視聴者の代表としての自分の感覚」に自信を持つようになる。 実際に、入社1年目で担当した『クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!』は最高視聴率26.9%を記録し、その後も、『マジカル頭脳パワー!!』(31.6%)、『投稿!特ホウ王国』(30.0%)、など20%超を連発。この本の発売直前にてがけた『エンタの神様』でも最高視聴率22.0%を記録している。 この本で明かしている秘訣は、 「100のレベルの自分」と「200のレベルの自分」を 常に対話させながら番組・商品をつくる という方式。 100のレベルは、日本人として一番普通の感覚を持っている自分で、200のレベルは、普通の人たちに向けて、新しいものをつくっていく自分、クリエイターとしての自分、と五味氏は定義し、何度も何度もこの言葉を繰り返すのだが……。 分からん! 何が100のレベルで、何が200のレベルなんじゃい!! 説明しているようで、説明になってないぞ!!! 卓越した人間の頭の中を簡単に理解しようなんて、土台むりなんだなあ。
5つ星のうち 4.0
かくれた名著,
By プレジ (静岡県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 「視聴率男」の発想術 (単行本)
少し難しい内容もあるけどもレビ業界だけではないヒット作のポイントがわかりやすく書かれていてとても参考になりました。何気なく見ている番組も技術的なものだけではない、人の本質を見抜いてここまで作り込まれているということに、いまさらながらとても考えさせられれる内容。普段生活している中での着眼点や枠の大きな思考がなによりも勉強になった一冊。
5つ星のうち 4.0
視聴率をめざすのは「普通の人」へのサービス !?,
By Kana (東京) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 「視聴率男」の発想術 (単行本)
視聴率ばかりを追って俗悪な番組ばかりつくっているといって民放はしばしば批判される.著者はこのようなかんがえにまっこうから反論している.視聴率をあげようとするのは会社の利益に貢献するというサラリーマンとしては当然の目的のためである.しかし,そのためには自分の好きな番組をつくるというひとりよがりな態度をすてて,ひろい年齢層の「普通の人」にうけいれられる番組づくりをすることが必要だという.著者はこのやりかたが飲食,家電をはじめとする他の業界でも通用すると書いているが,実ははばひろい年齢層にうけいれられなければヒットしないというテレビの特殊性にもとづいているとかんがえられる.通常のマーケティング理論では商品が対象とする顧客層を明確化して,いかにそこに特化するかが重要とされている.テレビはこのさきどうなるのか,また視聴率というものがどうなるのかはわからないが,そういう問題に対するひとつの視点をあたえてくれる.
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