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20 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
喉に刺さっていた魚の骨がとれた,
By
レビュー対象商品: 「見せかけの勤勉」の正体 (単行本)
同僚の中に定時に退社する者はいない。みな9時、10時まで残っている。なのになぜ利益が上がらないのか?なぜ日本人は一生懸命働くのに生産性が低いのか? 仕事柄、この素朴な疑問を解くため人事管理関係の本を片っ端から読破したが、悪い頭がますます混乱するばかりである。 そこでたまたま関心にフィットするタイトルの本を見つけ、ザッと読んでみた。 すると「当たり」! なかには少し強引な部分もあるが、徹底した「やる気主義」批判は痛快。喉に刺さっていた魚の骨がとれた感じがする。 とくに成果主義がやる気主義に変質したとのくだりは鋭く的を射抜いている。 ノンフィクション風の技法を取り入れるなど、読ませる工夫がこらしてあるので冗長感がないし、批判するだけに終わらず、ちゃんと対策を示しているところにも好感が持てる。
27 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
実践に基づく本音のマネジメント書,
By きよし (東京都江戸川区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 「見せかけの勤勉」の正体 (単行本)
本音のマネジメント書である。いや、マネジメント書とは言わないほうがいい。「マネジメント」という言葉にはどうしても管理する、人を動かすといった語感がある。特に日本でその傾向が強いようだ。著者はそうしたマネジメントを脱すべしと考えて本書を書いた。 「本音と建前」「持ちつ持たれつ」「出る杭は打たれる」といった古い組織風土がいまだにひそんでいるのが日本の職場である。また、本来は不要な仕事や業務を作る人が評価され、忙しげにしていると誉められるといったこともいまだにある。しかし、いよいよそれではならなくなった。本書はそうして状況への対応策を提起している。 著者の実践を背景にした本である。 著者は、10年程前まで大学で主宰するゼミで学生たちのやる気をポイント化して成績を付けるなど、いわば成果主義をとっていた。しかし学生たちが乗らない。学生たちとじっくり話してみたら、「自分たちが中心に」「責任を持たせて」と言う。その意見を取り入れてゼミ生をチームに編成し、すべて任せ、教授はサポート役だと公言した。それから活気が出て成果も上がるようになったという。その体験から、どのようなサポートが望ましいのかを問い、仕事や組織が自分(たち)のものという「所有感」を抱かせることが「自発的なモチベーション」を生み、本来の成果が上がると強調している。終章はその方法の具体的なまとめである。 著者が望ましいと思う運営方法で業績を挙げている企業もあって紹介されている。 「そうは言っても」などと言わずに、本書で学んで実践されたい。それがあなたに幸せをもたらすのだから。
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
その通り,
By 奇手仏心 (東京都文京区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 「見せかけの勤勉」の正体 (単行本)
もっと要領よく仕事してさっさと帰れよ!!と言いたくなる部下がたくさんいるのは、自分のせいだったか、という部分がある一方で 自分が帰れないのも、上司がまだいるから申し訳ないと思ってしまうのである。 上司にプレゼントして、うちの部署もこうなっていますと示すのにいい作品です
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