本書は「食べ物」「心」「魂」「気」等をキーワードに、健康で生きていくための方法を考えていこうという本です。
2010年8月に日本学術会議がその安全性・治療効果を否定しているホメオパシー療法についても、本書では詳しく説明されており、
日本学術会議の声明と本書を読み比べてみると、より理解が深まりそうです。
(ちなみに、新聞やテレビでは取り上げられていませんが、「日本ホメオパシー医学協会」が、ホームページで、日本学術会議の声明に対して反論しています)
さて、本書では他にも色々代替医療が紹介されていますが、
印象に残ったのは、個々の医療行為に関する説明ではなく、
「医者は病気を治せない」
という、冒頭の文章と、
著者が指導を受けたという気功治療の先生が、亡くなる前に
「助けるべきではない人を助けた」ことについて、わずかに後悔していたらしいことを示唆させる説明の部分です。
専門家の限界をわきまえた著者の言葉は、医療行為・医者に限らず、ひろく当てはまるだろうと思いました。