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5つ星のうち 5.0
あの迷宮入り小説に真犯人がいた,
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レビュー対象商品: 「藪の中」の死体 (単行本)
芥川の有名な短編小説で、ずいぶん昔映画『羅生門』の原作となったことでも知られる。盗賊に妻を犯された侍が殺される。事件に深く関わる容疑者は三人。盗賊、妻、侍自身(自殺)である。著者は検死に長年携わってきた監察医であるところが興味のあるところで、法医学の専門家ならではの分析判断に説得力がある。死体の状況から犯人の手口を割り出していく、推理小説的な芥川の特異な作品である。ここでは、意外にも死霊となった侍自身が犯人(自殺)に結論付けられている。「私には芥川も侍の自殺を真相として、この小説を書いたのではないかと思えてならない」と結んでいる(雅)
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5つ星のうち 5.0
法医学から小説やドキュメントの死体を見る,
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レビュー対象商品: 「藪の中」の死体 (単行本)
森村誠一 「精神分析殺人事件」横溝正史 「犬神家の一族」 芥川龍之介 「藪の中」 エドガー・アラン・ポー 「マリー・ロジェエの怪事件」 谷崎潤一郎 「鍵」 松本清張 「日本の黒い霧」(帝銀事件) 矢田喜美雄 「謀殺 下山事件」 宋慈 「洗冤録」 つい最近のものから13世紀の本まで、いろいろな本に法医学の目が向けられ解説されています。 法医学専門の作者と、心理学者が、未解決事件について、それぞれの立場から犯人像を分析していくと
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5つ星のうち 3.0
もと監察医が見た、ミステリー作品の中の犯罪はいかに?,
By ゆこりん (北海道) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 「藪の中」の死体 (単行本)
事件が迷宮入りすることを「藪の中」と言うが、その語源が芥川龍之介の同名小説からきているとは知らなかった。著者は「藪の中」だけではなく、谷崎潤一郎、森村誠一、横溝正史そしてエドガー・アラン・ポーの作品にも、監察医としての目を鋭く向けている。また、今までに起こった注目すべき事件にも、専門家としての意見を述べている。読んでいて面白かった。これからますます多種多様化するであろう犯罪。たった一つしかない真実を見極める監察医の必要性が、より求められていくに違いない。
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