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32 人中、32人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
データの出典については、この著者も微妙だ,
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レビュー対象商品: 「若者はかわいそう」論のウソ (扶桑社新書) (新書)
他の論者の使っているデータについて、そのデータを使うのは愚かだなどと論じている。しかし、そのようなデータに対して著者が使用するデータを、「リクルート内部にいると手に入る」模範解答的なデータだと言うが、インターネット上の会員サイトで回収されたアンケートで、それを社会全体の傾向を一般化させるためのデータとして使用しているのには疑問がわく。 果たして、会員サイトでアンケートに回答する人が、社会全体に平等に存在していると言えるのだろうか?
56 人中、54人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
あざといタイトルには辟易「対人関係が苦手な人を救うのが派遣である」と主張するが、これこそウソ,
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レビュー対象商品: 「若者はかわいそう」論のウソ (扶桑社新書) (新書)
現代の若者(レビュー執筆時2011年1月)は、「かわいそうだ」という論がまかり通っているが、それは嘘である。というのが本書である。最近の新書のあざといタイトルには、なんだか辟易である。 あとがきあたりに 「若者全部がかわいそうだという論がはびこっているのを憂いていたのが本音ではなく、 これをきっかけに論争に火をつけたかったから、タイトルはこうした」 というようなことが、きっと書いてあるだろうなあ、と思ったら、 やはり、書いてあってげんなりしたのである。しかも対談した反貧困ネットワークの湯浅誠さんに、 「湯浅さんは若者の貧困をことさら取り上げて、運動のきっかけにしようと思ったことはありませんか」 と訊ねて、 「いえありません。もし、(そういうやり方を)やるなら“子どもの貧困”です。自己責任論に振り回されませんから」 とピシャリとやられているのである。 ところで、著者の創り上げた「若者はかわいそう論」だが、そんな論が蔓延っているというのはげんそうである。 子どもも、児童生徒も、若者も、壮年者も、青年も、女性も、かわいそうななのである。 「若者はかわいそう論」をことさら強調するメディア、などという言い方をするが、 ことさら強調していることなど現代の人々は見抜いているのである。だからみんなテレビを見なくなったのではないか。 新聞を信用しなくなっているのではないか。 さて、著者は「登録型派遣」(派遣切りや日雇い派遣が起こっている現場である)が 「対人関係が苦手な人を救うのが派遣である」と主張するが、これにはまったく反対である。 著者は「対人関係が苦手な人」の実態を調査したのであろうか。「対人関係が苦手な人」の中には 障害も含めて、どんな状態の人がいるのか知っているのか。あまりに無責任な発言である。 私は「対人関係が苦手な人」の就職支援を始めるつもりであるが、「対人関係が苦手な人」は、 新しい職場を転々とすること自体が苦手なのである。「対人関係が苦手な人」には、 安定した長期雇用の中で「対人関係を気にしなくて済む職場環境をつくる」ことが必要なだけである。
78 人中、71人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
働くことに限って、若者はかわいそうじゃない。と言っても根拠が薄い。年金など含めた話をしないと。,
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レビュー対象商品: 「若者はかわいそう」論のウソ (扶桑社新書) (新書)
まず玄田有史、門倉貴史、城繁幸、ワカモノ労働論を展開している三氏の書籍の反論から始まる。 これは、前書より理解者しやすく説得的だった。 どの分野でもそうだが、 一冊読んで“だいたい分かった”つもりになるのは危険だ。 私自身も含めて一般読者はデータを 出されると検証せずに鵜呑みにしがち。 本書を読むと明らかに間違った箇所があること、 データを曲解していることがよく分かる。 (特に、玄田氏・門倉氏。反論もあるだろう。ぜひ聞きたいもの。 城氏は自身のブログで反論していて、 課長補佐の数を課長の数に入れ込んでいるとデータ曲解を指摘) さて、著者のメインメッセージはこう↓読み取った。 「若者=ロスジェネ世代は、別にかわいそうじゃない。 不況ってのは、昔だってあったし、 そこで思い通りの就職できなかった学生もたくさんいた。 今は第二新卒市場が形成されていて、リベンジ転職だって出来る」 「就職率が低い低いって言うけど、 ホワイトカラーの求人が減ったんじゃなくて 大学生の数が増えただけ。分母が増加したってこと」 「円安で工場が海外移転して、 ブルーカラーの求人が減ってることが、真の問題」 ん?と感じるところもあるが、分析は的を得ていると思う。 けれど、 社会保障と負担する税金の額とか年金とかの 世代各格差の話をしないで、 若者はかわいそうじゃない!ってのは根拠に欠ける。 雇用論だけでなく、パッケージで論を進めていかないと。 あと分析は緻密だが、 その解決策があらいと思う。 移民受け入れの政策は理解できるが、20年の期限づけとか。 日本で家族を作ったりして社会に解け込んだ移民を 簡単に帰すことなど出来ないと思う。 そこで、さまざまなトラブルがおきるだろう。 というように、「雇用・労働」以外の視点が貧弱なのだ。 マクロ視点、社会学的見地が無いというか。 なので、「若者の雇用・労働」の分析に限るなら読んでいいと思う一冊。
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