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最も参考になったカスタマーレビュー
18 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
自分を「正しくだます」ことの重要さ,
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レビュー対象商品: 「自分だまし」の心理学 (新書)
「人は自分の見たいものしか見ない」 カエサル二千年前の政治的天才の洞察の正しさが、現代認知心理学によって証明されつつある。 我々は、認知を自分に都合の良いように=ポジティブに歪ませている。(ポジティブ・イリュージョン) 「見たいものしか見ない」ことは健康なことであり、むしろ人間の認知のシステムは「見たいものしか見えない」ように設計されているのだ。 そのことを証明する興味深い実験が本書で紹介されている。 抑うつ傾向の人たちと健常な人たちに分けて自己評価と他人からの評価を突き合わせてみたところ、抑うつ傾向の人たちの自己評価の方が他者評価と一致していた。つまり客観的であった。これを「うつ者の現実主義」というそうである。「健常な」人間は、自分に都合良く現実認識を歪めているのだ。 とはいえ、度の過ぎた自己肯定も適応に支障をきたす。 そういう意味で本書で紹介される「自己複雑性」という概念は面白い。 自己の依って立つアイデンティティが複数あり複眼的思考ができる人間は、ストレスに強いのである。「自己複雑性」という概念は、真の意味での「知性」の定義とも言える。 本書で筆者が提唱していることは、このような人間の認知の仕組みを理解して適応に役立てる「だましのリテラシー」である。「だまされている自分を見つめる視点」を自己の中に持つことである。きわめて興味深い提言と言える。 人間の認知の仕組みは、とても面白い。様々なことを考えさせてくれる良書である。
22 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0
心理学にふれたことが無ければ面白いのかも,
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レビュー対象商品: 「自分だまし」の心理学 (新書)
ビジネスの場で成功している知人に「目から鱗が落ちた」と言われ進められて読み始めました。ビジネスの場において、自分の役にたつ情報を求めて購入したのですが、そういう本ではありません。 人がいかに「自分の見方に縛られているか」という話がされております。 まず、購入目的と内容が違ったので評価が低くなってしまったことを前提にレビューすると… ユングを始め、様々な心理学の本を読んで来た私には「物足りない」どころか、既知の事実を並べられている苦痛でしかありませんでした。 養老孟司氏の「バカの壁」にも通じる話でもあると思いました。 新しい情報があるかも、と思い読み進めていましたが、知らないエピソードはあるもののだからと言って知って嬉しい情報か?と言われるとよく分かりません。 ただ心理学の本にあまり触れた事がない人にとっては面白く、新たな発見はあるのかもしれません。 残念ながら、私には無かったというだけです。速攻、古本屋行きです。
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