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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
大衆を操ることが難しくなった広告代理店の告白,
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レビュー対象商品: 「自分ごと」だと人は動く (単行本)
20年前までは世の大衆は博報堂や電通の思いのままだった。マスメディアを操る広告代理店は、マス・塊としての消費者に向かってCMを垂れ流した。企業は、こんな良い物ができましたと広告代理店を通して欲望の塊に対して一方的なメッセージを流せばよかった。だが、そんな時代は終わった。様々な原因による共同体意識の低下、個人の情報発信力の増大が起き、広告代理店やマスメディアは危機に陥っている。個々人がケータイやソーシャルメディアでつながる時代がやってきたのだ。 情報化社会とは、メッセージとしての情報が氾濫しすぎているため、受け取り手がその情報をスルーする、無視する。或いは、溜める、好きなときに受信する。 この時代にあって、広告代理店は生き残りに必死である。広告主がその効果を厳しく査定する。役に立たないマーケティングは仕分け対象である。プロモーションの道具でありながら、広告主も大衆も見下していたツケがまわってきたのだ。 この本はそんな時代の流れを様々な例えや事例を使って分かりやすく説明している。消費者ではなく、時と場合により役割を変える個人がゆるーく繋がる人々をどのように「動かして」目的の商品を選択してもらうか。人は動く、と言いながら、どうしても人を動かそうとする組織による、新しい時代への対応マニュアルである。 さらっと目を通しても良いかもしれない。
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
広告代理店のPR本として読めばまずまず面白い,
By waves (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 「自分ごと」だと人は動く (単行本)
この本は現代について、「大衆が網衆に分化している」「情報がスルーされる時代である」という2つの定義を行うこと始まる。DMでもメールでもRSSでも、得ようと思えば情報はいくらでも入ってくる。情報の受けてである自分を思えば、みな知らず知らず上手くスルーする、つまり読まずに削除したり一瞥して気になったものだけ保存したりしているのだと思うが、情報の発信者であるマーケターの立場に立つと由々しき問題だ。そしてこの危機感に退位して「自分ごと、と感じられる情報を発信しよう」という解決策が打ち出され、この本の中心テーマになっている。ソーシャルメディアマーケティングの走りのような話か、とも思ったが必ずしもそうではない。発信者と消費者を結びつける「エンゲージメントテーマを見つけましょう」という話に進んでいくから、やっぱり広告代理店業務のPRだ。ライオンのキレイキレイによる「清潔習慣」のような、消費者参加型プロモーションの成功例に触れて、ふぅん、へぇ、なるほどと刺激を受ける、まぁそんな一冊だ。五ツ星を献上している方が多いけれども、現代マーケティングに画期的発見を齎したほどのインパクトはない。
11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
自分ごとにすることで、未来は明るくできるんだ,
By Beママ "Beママ" (東京都江東区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 「自分ごと」だと人は動く (単行本)
近年もやもやと感じていたマーケティングの変貌を、体系だて、定義だててわかりやすく解説してあります。特筆すべきは、その背景に「愛」があること。人の本質を信じていることが感じられて読了感がすがすがしい。 ノウハウ本では物足りない人に、お勧めです。 もちろん、実際の企画を考える上にも役に立ちました。
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