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「紫の牛」とは「常識破り」ということ。
商品も情報も溢れている世の中では当たり前の「牛」では人の注意を引かない。非凡で目新しくて興味深い「常識破り」なものだけが、消費者が注意を払う価値がある。セスは主張します。
でも、当たり前のことです。もちろん、当たり前のことだからできるわけではないんですが、本書で書かれていることは今や当たり前のことです。当たり前のことをいろいろな事例を挙げながら、繰り返しています。
そして「紫の牛」を作り出す「常識破り」なアイデアは書かれていません。
書かれているのは、
●宣伝をやめ、イノベーション(革新)を始めなければならない
●突出した点を狙え
など、これまた当たり前のことです。
「紫の牛」であったセス自身が、今や「紫の牛」ではなくなったのかもしれません。(本の帯には「全米経営者が選んだ2003年のベスト経営書NO1」の文字が。。。これも一つの証明でしょう。)
私はアメリカでセス・ゴーディンの「最初で最後の」授業を受けたことがあります。ニューヨーク大学・ビジネススクールの授業でしたが、授業中にその場でセールスの電話をかけさせるなど、まさしく「常識破り」でした。
セスの次の「紫の牛」を期待したいと思います。
デザイナーはマーケティングを、マーケターはデザインを学ぶべしという主張には同意。面白い広告は好きだけど、それ以上に、そこで広告されている製品を魅力あるものにしていって欲しいです。
初回の印象が強ければ強いほど、そのものに興味が沸いてきます。
好き、嫌いは興味の始まりであり、普通は興味の対象外です。... 続きを読む
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