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「第5の戦場」 サイバー戦の脅威(祥伝社新書266)
 
 

「第5の戦場」 サイバー戦の脅威(祥伝社新書266) [新書]

伊東 寛
5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

2011年7月、米国防総省は「サイバー空間」を陸・海・空・宇宙空間に次ぐ
「第五の戦場」であると定義し、サイバー攻撃に対して武力で反撃すると宣言した。

イスラエルがシリアに空爆した際に防空システムの乗っ取ったとされる事件(2007年)
や、イランの各施設がサイバー攻撃を受けウランを濃縮する遠心分離機のシステムが
ウイルス攻撃を受けた事件(2010年)など、「サイバー戦争」は現実のものとなって
いる。こうした危険は、さらに電力・通信・交通など攻撃対象は生活の中枢に及ぶ。

その中で、日本の対応は大きく遅れを取っている。現在の法律では、サイバー攻撃に
対して自衛隊は出動すらできない。戦争を根底から変えるとされるサイバー戦に
ついて、陸上自衛隊システム防護隊の初代隊長として最前線にいた著者が解説、
日本の現状に警鐘を鳴らす。

内容(「BOOK」データベースより)

二〇一一年七月、米国防総省は「サイバー空間」を陸・海・空・宇宙空間に次ぐ「第5の戦場」であるとし、サイバー攻撃に対して武力で反撃すると宣言した。レーダーの乗っ取りや原発関連施設へのウイルス攻撃など「サイバー戦争」は現実のものとなっており、さらに電力・通信・交通など攻撃対象は生活の中枢に及ぶ。その中で、日本の対応は大きく遅れを取っている。現在の法律では、サイバー攻撃に対して自衛隊は出動すらできない。戦争を根底から変えるとされるサイバー戦について、陸上自衛隊システム防護隊の初代隊長として最前線にいた著者が解説、日本の現状に警鐘を鳴らす。

登録情報

  • 新書: 248ページ
  • 出版社: 祥伝社 (2012/2/2)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4396112661
  • ISBN-13: 978-4396112660
  • 発売日: 2012/2/2
  • 商品の寸法: 17.8 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By どぜう トップ1000レビュアー
昨秋国会や三菱重工業が「サイバー攻撃」を受けたという報道がありましたが、それについてほとんど何も理解しないまま右から左へと流れて行ってしまったこともあり、それについて多少なりとも知っておけたらと思い、本書を手にしました。

評者自身がITに疎いという事情もあり、普段あまり馴染みのない用語も散見されましたが、全体として入門者にもそれなりにやさしく描かれている印象を持ちました。

本書は導入部で、201X年東京隣県の湾岸エリアにサイバー攻撃がなされたら、というフィクションから始まり、先ずはその用語の持つイメージを具体的に喚起をしてくれていると思います。それに続いて本論で、サイバー犯罪・サイバー戦の変遷と実態、サイバー戦の手段と実戦例、言葉の定義・分類、サイバー戦の特徴(通常の戦闘との比較)、それに向けた世界各国の動きや国際ルール作りに向けた現状、日本の立ち遅れた現状と改善に向けて、といった内容が記されています。

著者は、自衛官出身者とのことですが(システム関係の幕僚やシステム防護隊初代隊長などを歴任、とあります)、筆致は寧ろそれゆえか非常に穏やかです。著者の真意とも大きく関わっていると思われる、P.219の

本来、「国家の守るべきものは何か、それをどうやって守るか」という大方針(国家戦略)があって、・・・・・このような省益優先の迷走を見るにつけ、そもそもこの国に確かな国家戦略はあるのか、と心配になる。

という件でも、「ない」と言い切ることなく、控え目な記述にもどかしさと安心感の入り混じったような感想を抱きました。

細かいお話としては、自衛隊が「警察予備隊」として出発したために、世界各国の軍隊に適用される「ネガリスト方式」ではなく、警察に適用される「ポジリスト方式」が採用されていて、国家防衛の任務達成上大きな障害になっている、というのは初めて教えていただいたこともあり、強い興味を感じました。また本論とは直接は関係ないにせよ、北朝鮮の惨状について僅かながらでも教えて頂きました。
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
筆者は元自衛官で情報関係の幕僚を務めていたことから、他国の情報戦部隊や具体的な事例について非常に詳しい。
この本では陸、海、空、宇宙に次ぐ第5の戦場としてサイバー空間という概念が生まれてきた経緯、その具体的な攻撃の事例、
そして現状における各国の状況や現在の戦争法規、制度との矛盾等を概説している。

個人的に衝撃を受けたのが、サイバー戦においては軍人以外の一般人も他国への攻撃に参加できてしまうということ。
グルジア侵攻や、エストニアへのロシアのハッカーたちの攻撃を例に挙げているが、
軍隊に志願しない民間人によって一国の中枢システムが無力化されてしまうというのはかなりの恐怖を感じた。
そして同様に自分のPCもコントロールを奪われて(あるいは買った時点で既に…)自分が知らない間に
攻撃に悪用される、それはつまり自分も加害者になる恐れがあるということだ。

日本に於いてもスマートグリッド構想やスマホの普及等あるが、セキュリティの面から考えると相当リスキーなのでは?と考え込んでしまった。
なぜなら情報インフラが発達してる国ほど被害が大きく、逆に情報インフラが無い国のほうがサイバー攻撃への防御性は高いのである。
こういう新たな世界を覗いてみると、経済主導で日本の社会的なインフラを整備していくのはそろそろ限界なんじゃないだろうか?とも思うのである。
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By @CISSP
サイバー戦を考察するうえで必要なことが一冊にまとめられている。また、技術的に平易な表現になっており、多くの人にとって読みやすいものになっている。

だから、サイバー戦対応を進めようとする方々に読んでもらいたい!!
この本の知識を前提に話を進められればサイバー優越の獲得も近い。

セキュリティに詳しい人でも楽しめる内容で、特に「第5章日本のサイバー戦略の現状」は、伊東氏の実経験に基づく現状分析及び問題認識が多分にもりこまれておりオススメです。

サイバー戦の脅威に対し、我が国が実効的に対応していくきっかけになることを期待します。
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豊かな内容の入門書
著者の伊東寛氏は、陸上自衛隊システム防護隊の初代隊長を務め、現在は民間企業のサイバーセキュリティ研究所所長を務める人です。... 続きを読む
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