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161 人中、147人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「空気」,
By 田中あ "kkkkkkkkkkkkkk" (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 「空気」の研究 (文春文庫 (306‐3)) (文庫)
日頃よく私たち日本人は「空気読めよ」なんて言ってるんだけど、じゃあその「空気」って何?あんた日本が戦争やバブルでこれだけだめになったのはその「空気」のせいなんだぜ。そのことわかってんの?って山本先生は語りかけてきて、私の頭に革命をもたらします過去を振り返ってみるにいかに「空気」のせいで日本が失敗したか。空気作りのメカニズム 「空気」に対抗する唯一の手段「水を差す」などについてわかります これはあくまでもさくっと読めて楽しい、などという類の本ではありません。読んだあと、憂鬱で不安な気分になり「自分は今まで間違っていたのではないか」という思いで1時間ぐらいは頭を抱えてしまうことは間違いありません。岸田秀の「ものぐさ精神分析」の精神分裂病理論、土井健郎「甘えの構造」に並ぶ優れた日本人論です この本を読むと「空気」という言葉が使えなくなります。「空気読んでかないと」という言葉が浮かんできてもぐっと飲み込んだりします さてどうすればいいのでしょうか?「空気」という言葉の怖さを知りつつも、「空気」を読まないことには社会の中では生きていけないのが現状です。 このことに対する結論はわかりませんし、山本先生も「こうすればいい」というような解決策を教えてはくれません。しかし、この本を読めば読んだ人の頭が数倍はよくなり、日本と世界の見方が変わることは間違いありません。しかしそれはよいことなのか・・・。そんなことは知らずに安易に「空気読めよ」なんていいながら生活していたほうが幸せなのではないか・・・私にはなんとも言えませんが、とにかくこの本は読んだ人に大きな波紋を呼ぶ問題作であることは間違いありません
25 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
KYよりはるか昔に『空気』を論じた,
By
レビュー対象商品: 「空気」の研究 (文春文庫 (306‐3)) (文庫)
KYよりはるか昔、1975年に『空気』を論じた本である。著者は「『空気』とはまことに大きな絶対権をもった妖怪である」と言う。 この『空気』と言う言葉はいつごろから存在したのか、戦中も 『とても,大和の出撃を止められる『空気』ではなかった」と,当時の将校が発言している。 『気配』とか『雰囲気』のことだろうから、英語なら indicationとかsituationとかatmosphere を使い分けるところだろう。 1980年代は『空気』が影を潜めていたような気がする。空気なんか読まなくても、 それより人とは違うことをしようと言う『空気』だった(笑) その後、空気が読めないやつが軽蔑されるようになったのは,テレビのバラエティ番組のせいだった。 でもそれは,バラエティ番組的な,笑いのプロに要求される能力で、 素人がそんな能力を持っては、プロが飯の食い上げになる能力だった。 今,みんなが『空気』が読めなければならないのは,やはり変である。 一色は良くない。
58 人中、49人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
著者の代表作の一つ,
By カスタマー
レビュー対象商品: 「空気」の研究 (文春文庫 (306‐3)) (文庫)
日本の経営他にも造詣の深かった著者(故人)の代表作の一つ。 この本に書かれている日本人の意思決定に関わる洞察は、日本の他の多くの経営・マネジメント書等で引用されている程、優れていてしかもユニーク。 「空気」が何かを決定していくというのは、きっと外国人にはわからない感覚だが、日本人にとってはあまりに身近で、この本に指摘されるまで気が付かないかも。 若い人には若干読みにくい文体かもしれないが、一読の価値はある。
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