花見小路のしっとりとした佇まい、足早に行きかう舞妓や芸妓の艶姿……古い歴史と高い格式を持つ京の花街・祇園には、訪れた人を「ほっこり」「うっとり」させる不思議な魅力があるのです。
本書は、祇園甲部最古参芸妓・小まめ姐さんと、元芸妓でクラブ「米(よね)」のママの“祇園の生き字引”2人が、この花街の魅力や仕組み、お約束事などを明かします。
祖母・母も芸妓だった小まめ姐さんは祇園町に生まれ、13歳で舞妓になって80余年。大正・昭和・平成それぞれのお座敷や、芸妓の晴舞台・都をどりの思い出、今だから話せる恋の話や水揚げの秘話など、祇園に生きて見たもの、感じたことをはんなり語ります。芸事の厳しい修業や一流の人を接客して身につけた“祇園の教訓”、気になるお茶屋遊びのマナー、理にかなった「一見さんお断り」の理由などと共に、祇園の意外な素顔がわかる本。大正や昭和初期の貴重な写真も満載。
『祇園に生きて』を改題。
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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
疲れて元気が無かったのですが、大変に励まされました。,
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レビュー対象商品: 「祇園」うちあけ話―お茶屋のこと、お客様のこと、しきたりのこと (PHP文庫) (文庫)
~ 90歳の現役の舞妓さんと、20年後輩で引退された方のお話です。全編京言葉で、まるで目の前にいらして伺っている様に自然な感じでした。尚、対談ではありません。今とは全く時代が違おうとも、環境がいかに違おうとも、何かに一生懸命に生きた人とはかくも魅力的なのだと思わされました。きれい事や建前ばかりを列べた成功者が書いたありきたりの自~~己啓発の本からは、決して得られる事のない暖かさが読後、心に残ります。それは恐らく、両著者が特殊な才能を有する訳でもなく、莫大な財産や地位を有する訳でもなく、(かなり乱暴な言い方ですが)フツーな目線で読者に語りかけているからではないでしょうか。そして、よくありがちなお客さんの話に終止するのではなく、あくまでご自身の体験が中心であるこ~~とも大変好感が持てました。表紙の写真も素敵で、更にこんなにお安くて申し訳ない位です。とってもとってもオススメです。~
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
とても素敵な内容です,
By イムヤン (山口県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 「祇園」うちあけ話―お茶屋のこと、お客様のこと、しきたりのこと (PHP文庫) (文庫)
私は京舞が好きで公演を見に行った時には知り合いにお茶屋バーに連れて行ってもらったりもします。私のような表しか見れない立場の者には芸舞妓さんの華やかな姿しか目に入りませんが、その背面が良く書かれていると思いました。京の花街というと舞妓の○○という本を始め裏側が強調されたりもしますが、それが事実として見てもこういった素晴らしい芸妓さん達が花街を引っ張ってこられたんだろうなぁと感じました。時代が変わった現代、今の若い芸舞妓さん達も今の花街で頑張ってくださいねという気持ちになりました。
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