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「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめ (文春新書)
 
 

「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめ (文春新書) [新書]

谷岡 一郎
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (63件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 725 通常配送無料 詳細
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数字は、それだけでもっともらしいイメージをかもし出す。「働く女性の6割、職場で性的被害」「自衛隊『必要』84%」「ヤクルトが優勝すると経済成長率低迷?過去4回の平均2%」…。へー、そうなの?しかし、なんだかなあ。
「社会調査の過半数はゴミだ」と、社会調査論を専門とする著者は言いきる。誰が、何のために、ゴミを作るのか。その手口を見抜き、ゴミを減らすにはどうしたらいいのか。この本は、豊富な例をさまざまな角度から検証することによって、社会調査を解読する能力(リサーチ・リテラシー)を基礎から鍛えてくれる。解説されるリサーチ上の過ちは20種以上。読み終えたあなたは、もはや素直ないい人ではなくなっているだろう。新聞を開くたびにツッコミを山ほど入れずにはいられない体質になるのだ。
でたらめな社会調査をまき散らす学者、政府・官公庁、社会運動グループ、マスコミをグサグサとやっつける少々過激な記述も笑えて痛快だ。その実これは志の高い、社会科学の入門書、正しい啓蒙書だ。批判にとどまらず具体的な提案もある。社会調査という穴をコツコツ掘っていたら、この国の抱えるシステムの問題があらわになってしまったのである。
それにしても、なぜこんなことを見過ごしていたのだろう。私を含めて「方法」というものに無自覚で無知な大人たちが構成している社会って何?と、目まいを覚える。(津山 吟)

出版社/著者からの内容紹介

政府・官公庁・社会運動団体・マスコミが発表する社会調査の大半はゴミである。我々はいかにしたらデタラメ社会から脱却できるか

登録情報

  • 新書: 222ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2000/06)
  • ISBN-10: 4166601105
  • ISBN-13: 978-4166601103
  • 発売日: 2000/06
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (63件のカスタマーレビュー)
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52 人中、48人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 極論のようで極論でない, 2007/2/9
レビュー対象商品: 「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめ (文春新書) (新書)
社会調査の過半数は「ゴミ」である(本書p23)。

一見極論のようだが、後に展開される様々な社会調査への客観的かつ的確な指摘ないし批判により決して極論でないことが分かる。

新聞記事をズバズバ論破していくのは読んでいて気持ちがいい。その上読者に新聞記事の論理的に、客観的におかしな部分を考察させる機会が(最後の5章の3問以外にも)数多くあり、なかなか頭を使う。

社会調査のみならず文章展開の論理性の考察もできる。

素直に「良著」といえるだろう。できれば社会人になる前に読んでおきたい本である。
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39 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 素晴らしい本, 2002/5/29
By カスタマー
レビュー対象商品: 「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめ (文春新書) (新書)
 この本は一橋大学大学院MBAコースの「理論構築の方法」で使用されている。研究者・実務家・学生を問わず、広く社会人として、必要なリサーチ・リテラシーの必要性を問うている。
 各新聞社や中央省庁のあまりのおそまつなデータの使用の仕方から、この本を読んだ後は、簡単にはこれらのデータを信用できなくなるだろう。

 さらには、自分も人を説得する際のデータの取り扱いに注意することによって、正確な事実に基づいた意見をいえるような始めの一歩となる。
 素晴らしい本です。オススメです。

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22 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 新聞記事の見方が変わる, 2006/12/28
By 
レビュー対象商品: 「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめ (文春新書) (新書)
新聞を日常的に読む普通の大人であればぜひとも読んでおくべき必読書であると感じました。

もっともらしい数字で飾られた嘘っぱちの社会調査の記事がいかに多いかが、

素人や入門者でも非常に読みやすく、分かりやすく解説されています。

様々なウソのパターンが万遍なく紹介されているので一回さらっと読んだだけではそれを見破る力が十分に身に付くとは思いませんが、

少なくとも記事のデータを鵜呑みにすることなく「これは怪しいのでは?」と疑う姿勢を身に付けることはできるようになるはずです。

この本を読む前でも「これは変だ」と感じる社会調査の記事はたまにありましたが

他にも普通に読み流して信じていた嘘っぱちの記事、あるいは説明が不十分で社会調査の体を成していない記事が如何に多かったかが実際に確認できました。

本書を読んだ後では新聞の見方が変わることは間違いないと思います。
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