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51 人中、48人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
極論のようで極論でない,
By black bird (神奈川県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめ (文春新書) (新書)
社会調査の過半数は「ゴミ」である(本書p23)。一見極論のようだが、後に展開される様々な社会調査への客観的かつ的確な指摘ないし批判により決して極論でないことが分かる。 新聞記事をズバズバ論破していくのは読んでいて気持ちがいい。その上読者に新聞記事の論理的に、客観的におかしな部分を考察させる機会が(最後の5章の3問以外にも)数多くあり、なかなか頭を使う。 社会調査のみならず文章展開の論理性の考察もできる。 素直に「良著」といえるだろう。できれば社会人になる前に読んでおきたい本である。
38 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
素晴らしい本,
By カスタマー
レビュー対象商品: 「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめ (文春新書) (新書)
この本は一橋大学大学院MBAコースの「理論構築の方法」で使用されている。研究者・実務家・学生を問わず、広く社会人として、必要なリサーチ・リテラシーの必要性を問うている。各新聞社や中央省庁のあまりのおそまつなデータの使用の仕方から、この本を読んだ後は、簡単にはこれらのデータを信用できなくなるだろう。 さらには、自分も人を説得する際のデータの取り扱いに注意することによって、正確な事実に基づいた意見をいえるような始めの一歩となる。
18 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
モヤモヤとしていた疑問に明快な解答を与えてくれた一冊。しかもオモシロイ。,
By
レビュー対象商品: 「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめ (文春新書) (新書)
政府官公庁、学者、社会運動団体、メディア等が行うアンケートや各種調査の結果と公表、それを受けてのメディアの報道の仕方に対し、漠然と「バイアスがかかっていそうだし、なんか変だな」と感じつつも、「ここがおかしいのではないか」と明確にはその問題点を指摘できずにモヤモヤしていた私にとって、論理的な解答を与えてくれる、よくできた参考書のような一冊だった。9条を中心とする憲法改正問題や北朝鮮、韓国、中国問題といった立場が違えば主張も全く異なるというデリケートで問題が多い昨今、それに対するアンケートや調査とその結果に対する報道も多い。 報道の受け手にしかなることができない大多数の人たちが、「社会調査」と「報道」の妥当性を検証できる大事な手段の一つが、著者のいう「リサーチ・リテラシー」であるのは間違いない。 非常に真面目な本だが、ストレートな言葉遣い(その代表が「ゴミ」)で書かれた文章は歯切れがよく、読み物としてもかなりオモシロイ。著者のことを知ったのは、西原理恵子の漫画(たしか銀玉親方山崎一夫との共著だったと思うが忘れてしまった)なのだが、そこで描かれている著者はギャンブル好きのただの冴えない大学教授だったので、その姿と本書での鋭い筆法のギャップにかなり驚いてしまった。
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