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16 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
とっつきやすい戦いの本,
By ホウセツ "pengxuelao" (新潟県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 「生きる」ために反撃するぞ!―労働&生存で困った時のバイブル (単行本)
雨宮処凛の良い点と思うのは、次のことです。(1)政治色を感じさせないこと ワーキングプアや格差の問題をダシにして、本音として、やれ自民党の長年の政治がどうの、憲法問題がどうの、という政治批判をしようという態度がまったくありません。 むろん、こんなにひどい社会にした政治を批判することはあります。しかし、だから共産主義にするべきだ、右翼化を進めるべきだ、という宣伝はいっさいしていません。 (2)当事者として戦う姿勢を示していること 最近ではワーキングプアの問題を取り上げる書籍も多くなってきました。 が、なかには、単にブームに便乗して、こんなことがあるのよ、あるらしい、という紹介に終わってしまっている本もあります。 雨宮処凛の場合、自身もフリーターの経験を持ち、あくまで当事者として、「生きさせろ」と叫んでいるわけです。そのあたりの迫力は、ちょっと他の著者たちの及ばない点です。 で、この本ですが、非正規雇用を中心として、労働問題でこまったときの戦い方を紹介しています。戦い方というとおおげさかもしれませんが、要するに生き抜くためのマニュアルです。 著者の人柄なのか、決して暗くならず、ユーモラスに述べられています。「アキハバラを開放するぞ」の項なんて、笑っちゃいます。セクハラ防止に、ロリ服を着よう、というのもいいです。 派遣や、アルバイトの人で、労働問題で悩んだときは、ぜひお読みください。 買うお金がないときは、図書館で読みましょう。
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