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「理工系離れ」が経済力を奪う (日経プレミアシリーズ)
 
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「理工系離れ」が経済力を奪う (日経プレミアシリーズ) [新書]

今野 浩
5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 893 通常配送無料 詳細
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合計価格: ¥ 2,468

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

技術力があれば日本(経済)は生き残ることができる。その逆もまた真である。そのことに異を唱える人は少ないだろう。では、それを支えるエンジニアの存在は正当に評価されてきただろうか?(金融)経済学の勃興と理工学の地位低下の現実から、我々が直面する問題の本質を描く。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

今野 浩
1940年生まれ。63年東京大学工学部卒。71年スタンフォード大学OR学科博士課程修了。電力中央研究所研究員、筑波大学助教授、東京工業大学教授を経て、中央大学理工学部経営システム工学科教授。Ph.D.、工学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 新書: 220ページ
  • 出版社: 日本経済新聞出版社 (2009/04)
  • ISBN-10: 453226040X
  • ISBN-13: 978-4532260408
  • 発売日: 2009/04
  • 商品の寸法: 17.2 x 11 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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理系の本音 2009/5/8
By tako-cyan VINE™ メンバー
形式:新書
理系出身者と文系出身者の生涯平均年収の差は、なんと文系が約5千万円も多いとの事。
技術者(理系)は黙々とモノを作り、それを商人(文系)が売るという図式を
偏見として持っていましたが、実際に商人が見事にピンはねしていたんですね(笑)
会社組織に身を置いてみると、当たり前と言われそうですが
説明能力や対人能力が高い人間の方が出世しやすいという事を身に染みて感じました。
個人的な体験に基づく感想でしかないですが、
概して理系の人間は説明能力や対人能力が文系の人間と比較すると劣っていると
思える事が多いため、結果この平均年収の差も致し方ないのかなとは思います。
ただ理系出身者の一人として言いたいですが、5千万円の差は酷いなと思います。
他にも理系の学生が負う大変さを考えると、利に聡い今時の人が理系を嫌うのも仕方がないと思います。資源がない国である以上、シーソーでいえば、理系の人間の方が少し重くなっている方が良いと思うのですが、文系が重くなってしまっているのは危険な状態だと思います。
筆者の主張が痛い程わかってしまって、なんだか辛くなってしまいました。
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19 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
久しぶりにクスクス笑いながら読んでしまいました。書いてあること、特に工学部、理学部、経済学部の実態はホントのことだと思います。
私自身、理学部数学科を卒業して外資系で25年、金融関係の仕事をしている実感とすごくよく合っています。所詮、どんなにがんばっても日本人の英語力では意思疎通できる程度であり、論争になって英語でアメリカ人をなぎ倒していけるかというと、そんなことは決してない。一流外資系企業の日本人トップですら、言いたいことが伝えきれないと本音では愚痴をこぼすのが現実です。
日本が本当にグローバルで競争に勝つには、英語力とは関係のない、数学や技術の世界にしかないと思います。それなのに、卒業後の待遇が文系よりも一般的に劣るだけでなく、国も理工系育成にリソース投入をしない現状を嘆かわしく思います。
どんなに日本語のレトリックでその場を納得せしめても、所詮はその場かぎり。金融分野に入る人も含めて、もっと理工系教育、理工系人材の育成を強化することに大賛成です。
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9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 革命人士 トップ500レビュアー
形式:新書
漫画「理系の人々」的な「トップ工学研究者の人々」といったテイストの本。著者は、08年に東大の進振りで理1の5%、58人が経済学部に進学したことに、東大工学部OBとして強い衝撃を受けて本書を書いたようだ。オペレーションズリサーチや金融工学を専攻する著者は、「高度な数学を使う理系こそファイナンス理論を学ぶにふさわしいのに、数3も知らないのにトレンドだけは敏感な商売敵の経済学部(学者)が優秀な理系学生をかっさらいやがって(そこまでは言ってないが)……」という怒りが全編を通して込められている。

文系の遊びぶりと理系の勉強熱心ぶり、経済学部は手間のかかる博士号は大抵アメリカのトップ校で取らせるのに、工学部は国内で取らせる、工学部は遅刻しない、工学部は論文投稿で親身に指導してくれるか(経済学部は罵倒合戦で「学究」なんて空気じゃないぞ)などなど、いかに理系がいいかを諄々と説くが、反面、論文に追われ、巨大化、保守化した日本のトップ工学部が機動的な運営ができなくなっていることを、自身の90年代後半の東工大における金融工学研究拠点設置時の苦労を元に指摘する。

理系の苦労を語るエッセイ調だが、日本の工学部の問題の一面を指摘する所も多々あり、興味深く読んだ。ちなみに99頁の「野村證券の会長を務める氏家斉一郎氏」というのは「氏家純一」の間違いなんだろうか。
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