冒頭で、非力なストライカーを批判するのはやめて、それを補う方法を 考えていく事が必要であるとし、この本ではその方法について終始書いている。そして、著者の考えでは、ペナルティエリアとゴールラインの交点より内側にサイドから、切れ込んで、折り返しのボールをあげるのが、最善の策であると言っている。そこまでは納得できるし、自分もそう考える人間の一人だ。だけど、そのサイドをえぐる方法を個人技による、ドリブルしか無いと筆者は言っている。そして、最後に、日本にはいいウィンガーがいないと結論づけている。ここに、筆者のアイディアの乏しさがうかがえる。ストライカー不足をドリブラー不足にすりかえているに過ぎないのだ。あと、日本サッカーが、2002w杯でわりと良いサッカーをしていたこともふれていないのも気にくわない。とにかく都合のいい文章である。