内容(「BOOK」データベースより)
子どもは成人するまでが大変であり、それまでに何度も生死の危機をくぐり抜けなくてはならなかった。だからこそ、節目節目の通過儀礼が大切にされ、子どもの成長を親類や地域の人々で見守る「絆=子育てのネットワーク」を深めていった。そしてその象徴が、一人の子どもに幾重にも義理の親子関係を結ぶ「仮親(擬制親族)」だった(本文「『仮親』と子育てネットワーク」より)。学者・為政者から商人・百姓までが展開した「子育て」のコツ。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
小泉 吉永
1959年、東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。小・中・高校の教員、出版社などを経て、現在、元気21総合研究所主任研究員、法政大学文学部講師。1987年より「往来物」の収集と研究をはじめ、近世史料専門の編集者として数多くの出版企画(復刻、CD‐ROM版)に携わる。この間、往来物を主とする論考・著作を発表、とくに江戸時代の女性用書道手本などの研究を進め、論文「近世の女筆手本―女文をめぐる諸問題」で、1999年、金沢大学社会環境科学研究科より学術博士を授与された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)