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15 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
検察がおかしい,
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レビュー対象商品: 「権力」に操られる検察 (双葉新書) (新書)
著者は吹っ切れたのか、この本には余計なものがなく一気に読ませる。朝鮮総連ビル詐欺事件は、不可解であったが元身内の人から検察の保身であったと言われるとよく解る。 これは、官と民を問わず組織が陥る罠であり、そしてそれは劣化である。 さて、五つの事件が取り上げられているが、いずれも原因を同じくしている。 かっての、検察の「正義の神話」は地に堕ちた。と言っていいだろう。 それは、日本中で起こっているいるのだろう。身の回りのことから判断できる。 当節、責任を取らない。他人の所為にする。言い訳をする。三百代言的で誠意の欠片もない。という言説が流行っているが、自分で用心しなければならない世の中になってきた。 救いは、複数の当事者が真っ当な声を挙げてきたことだ。 マスコミの力はいつまでも続くまい。
22 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
「けもの道」に入り込んだ検察―暴走する日本最悪の捜査機関,
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レビュー対象商品: 「権力」に操られる検察 (双葉新書) (新書)
今、検察が危ない。無条件に「正義」だと信じられてきた検察は、暴走と劣化を繰り返し、日本の社会にとって非常に危険な存在となっている―郷原信郎『検察が危ない』 著者の三井環氏は、検察における血税を財源とする「調査活動費」に係る「裏ガネ問題」を暴こうとして、02年4月に現職(大阪高検公安部長)で“逮捕”された。その前年、“組織的裏ガネ作り”の問題を封じ込めるため、検察上層部は、「カミソリ後藤田」こと故・後藤田正晴氏(元法務大臣)に泣きつき、「けもの道」に踏み込んだとされる。そして、「自民党政権に巨大な借りを作った検察は、捜査機関が本来果たすべき役割を見失い、暴走を始めた。「検察の正義」は、見るも無惨に崩れ去った」(本書p.13)のだ。 「けもの道」に入り込んだ検察は、小泉純一郎や安倍晋三などの最高権力者、そして何より自民党という「政治」の顔色を従前以上に窺うようになり、当著に例示する「鈴木宗男事件」(東京地検特捜部)「朝鮮総連ビル詐欺事件」(同)「小沢一郎事件」(同)及び「郵便不正事件」(大阪地検特捜部)などの“無理スジ”な案件を、マスコミへのリークで風を吹かせながらでっち上げてきている。特に、詳細は本著に譲るけれども、吐き気すら催すのは“でっち上げ事案”とは異なる「日歯連ヤミ献金事件」ではなかろうか。 この事件は、裁判官ですら異例の「検察批判」を行った程だが、著者と同じく検事出身である冒頭の郷原信郎氏が語るように「検察が危ない」のである。今や検察は「日本の社会にとって非常に危険な存在となっている」のだ。最後に、三井氏は「司法制度改革」の一環として、「公安調査庁」や「調査活動費」の廃止、「取り調べの全面可視化」や「押収品目録、残記録の全面開示」などを訴えている。実に理に適った提案であると考えるし、三井氏は何より国会で、是非とも検察の“裏ガネ作り”を証言すべきである。
12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
検察は誰のためにあるのか,
By ダイナマイトKID (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 「権力」に操られる検察 (双葉新書) (新書)
村木厚子・厚生労働省キャリア官僚の「無罪裁判」についても詳しく触れている。なぜ村木さんが逮捕・起訴されてしまったのか。元検察の幹部だった著者は、「けもの道」と称した検察と小泉政権の裏取引を明かしながら、その舞台裏を分析。一審の大阪地裁では検察側の証人まで村木氏の関与を否定し、裁判では検事の提出した多くの検面調書を信用できないとして不採用されるなど、検察のずさんな捜査・取り調べにはなんとも驚かされる。検察にいた人物だからこそわかる「組織の論理」によって鈴木宗男、小沢一郎事件など5つの事件が解説されているが、こんな身勝手な論理がまかり通っていることに背筋が寒くなる。巻末のホリエモン、宗男議員との対談は読みごたえあり。
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