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内容紹介
実話怪談に読者が期待するものの第一はもちろん「怖さ」である。それも怖ければ怖いほどいい。かつてないスリル、独りきりの部屋で思わず後ろを振り返ってしまうような生々しい恐怖感をたえず求めている。しかしながらその一方で、最後には「救い」が用意されていることも望んではいまいか。もっと言ってしまえば、用意されていると、無意識に思い込んでいる……。そう、ジェットコースターと同じように、無事にホーム(日常)に帰れるからこそ望むスリルなのだ。体験者の周囲でどんなに恐ろしく悲惨な怪異が繰り広げられたとしても、最後には一件落着、めでたしめでたしで終わるのだろうと思って読みはじめる。だが、現実がそんな都合良く進むだ... 続きを読む |
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