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著者からのコメント
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著者について
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
1949年、東京生まれ。心理カウンセラー、心理健康ジャーナリスト。長年、カウンセラーとして研鑚を積んだのち、2002年1月、神奈川県川崎市に心のクリニック「ハートピット」を設立。所長として、心に問題を抱えた親子や夫婦のカウンセリングなどに、意欲的に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
抜粋
ところであなたは、夫たちの未熟さとして、どんなパターンを思い浮かべるでしょうか。ここで典型的なところを並べておくことにしましょう。 1 いつも自分が一番でなければふてくされる夫 我が子よりも誰よりも、赤ちゃんが泣いてオッパイ欲しがっていても、自分のことを最優先にしてもらえないと不機嫌になります。 2 妻や子どもの欠点ばかり指摘する夫 劣等感の塊のくせに強がっている夫によくあるパターンです。家ではあれこれ威張ってるのに、外ではだらしないほど主張ができない。そんな夫でもありがちです。 3 子どもにかかわるアレコレを、ほとんど妻まかせにする夫 子どもを本当の意味で受け入れ世話できる人を、大人といいます。子どもの世話をする日々は大人として成長させられる日々。子どもの世話をしない夫とは、大人になることを拒絶している男のことです。大人としての成熟を拒絶する。つまりは未熟にとどまりたい人です。 4 仕事優先。仕事はすべての言い訳になると思っている夫 過去においては日本中の夫たちのほとんどがこんタイプでした。仕事はたしかに大事です。生活を支えるお金を稼ぐのは必要不可欠のことかもしれません。けれど、仕事をしながらも、もっと大事に向き合うべきことがある。そのことを知らない、知りたがらない夫たちは、今もかなりの多数派です。 5 家事にまったくタッチしない夫 家では縦の物を横にもしない。率直にいって、情けない人間の典型です。食べること、着ること、洗うこと、片付けること。それら生活の雑事こそが人間として生きること、あるいは「生きる楽しみ・喜び」の要であるはずなのに、自分では何一つとしてやりこなそうとしない夫たち。人間であることを放棄している姿です。 6 妻とも子どもとも、まともな会話をしない夫 これには家の中にいてもテレビやコンピュータゲームだけを仲間にしている輩も含まれます。心理、つまり心のメカニズムの面からみるなら、他者と心を行き交わせる力こそが「人間を人間たらしめている能力」の本質です。コミュニケーション能力こそが、もっとも大切な人間的能力だといい換えてもよいでしょう。妻や子どもとの会話を疎ましがるのは、コミュニケーション能力が未熟である証拠、または人間としてのコミュニケーション能力の充実を拒んでいる姿です。 7 何につけても力で抑えつけようとする夫 このタイプが行き着く先は、暴言と暴力です。口でかなわないとなると、すぐに手が出る、怒鳴り散らす。大人としての適切な自己表現ができない、あまりにも未発達な心の持ち主です。言葉を中心とする穏やかなやり取りによってお互いの関係を調整しようとする努力。それなしに私たちの心が成長することはありません。暴力や暴言は、自身の成長を拒絶する行為です。
未熟な夫の場合、右に記したパターンのいくつかを合わせ持っているのが普通です。「ウチのアイツは全部当てはまる」と感じた方も少なくないはず。未熟とはそういうものです。厳しい表現になりますが、未熟な夫の行動や言動のパターンは、どれをとっても大同小異、高が知れているのかもしれません。