知的生産に関する書籍が好きなので、カバーの写真に惹かれ購入してみました。
読んでみての結論としては、まずほとんどの方が著述通りに真似できない内容だと思います。
著者の抱える「劣等感」克服のための忍耐強いエクササイズが、この「未来ノート」であり、ノートへの記入に毎日一時間半以上掛けるということも、ちょっと信じ難いですが、自分のテンションを維持するためにきっと必要なことなのでしょう。
このノートは情報整理、検索性といったもの(知的生産)とはほとんど無縁のシロモノ。
しかしこれだけ毎日綿密に「やるべきこと」「やりたいこと」を繰り返し記していれば、嫌でも脳に刷り込まれ、「検索」とかといった概念とは、ほぼ無縁になるのではないでしょうか。
全ては尋常ではない「継続」という執着心の結果。(もちろん様々な自己啓発セミナー等でモチベーションを保っているのでしょうが)
お手軽なノウハウ本では決してありませんが、「こんな自分を変えたい」と決意し、継続の努力を自分と約束できる方であれば、この本から得られるものが何かあるかも知れません。
著者の実際のパーソナリティや経営する会社のことは、全く知る由もありませんが、本人曰く「19年間、毎日コツコツ書き続けてきたおかげで、私自身もノートも確実に成長を遂げ、想像もつかなかった成果をあげることができた」とのことです。