『1日30分を続けなさい』が非常に役に立ったので、続編であるこの本も購入しました。しかし、正直言って期待を裏切られる残念な内容でした。
著者は冒頭に「勉強をする気のない人は読まないでください」と書いています。ならば、この本のターゲット層は「勉強する気がある人or勉強をしてる人」になるはずです。そうした人たちがこの本に求めるのは、「朝勉強を効率よく続けるための方法論」なはずです。しかし、この本では、朝勉強の効果・重要性を説くところまでは良いのですが、あとは「やらないやつは負け組み」「続けられないのは強い動機がないから」「勉強したくないならしないでください(この本を読んでほしいのは、勉強する人のはずでは?)」といった話のオンパレード。3〜5章では役立つ話もすこしはあったのですが、大抵が上記のことの繰り返しで、読んでて時間の無駄でした。
私は勉強する習慣がもともとありましたが、本屋でふと手にした前作がさらなるモチベーションアップと効率向上に役立ったので、今作も期待して購入しました。ですが、上記のとおり、少なくとも自分にはほとんど利益をもたらしてくれませんでした。同様に、コツコツ日々勉強されてる方が、勉強法や生活態度のさらなる改善をする目的でこの本を購入するのなら、期待はずれになる確率が高いと思います。
著者は、いったい誰のために書いたのか。文中に「母や息子を喜ばせたいから、この本を頑張って書いた」という内容の記述があります。もしかしたら、勉強をつづける読者のためではなく、自分の家族のことばかりを考えて書いたから、このような内容になってしまったのかもしれません。