第1章の「SEOの常識は間違いだらけ!?」という項目は面白かったのですが、そこでIP分散の優位性を否定しているにもかかわらず、その後にIP分散はしましょうといったニュアンスの話が出てくるのに首をかしげました。
監修をされている鈴木氏と筆者の考えが混ざってしまっているのでしょうか? 軸がぶれているように感じてしまいました。
また、各種無料ブログごとのインデックス化の速度を検証していますが、私が行った同じような実験の結果とは随分と違いました。
あくまでも「1つのパターン、1つの結果」として受け取ることをお勧めします。
もちろん、このようにデータとして出していただけているのは有り難いことです。
本の内容を要約しますと
・長い間更新されていないサイトを買い取る、文章販売サイトでテキストを買う、便利なツールを買うなどといった部分にお金を使おう
・被リンクが最も大事、被リンクを集めよう
・自分で有用なサイトを作り、リンク元にしよう
・トップページのテキスト量は多くしよう
といったところでしょうか。
1つ目以外は実に普通のSEOです。
テクニック的な部分は「私はこうしたところ、上手くいっています」という記述にとどまっているので、テクニックの実践に関する本を求める人には合わないと思います。
あと蛇足ですが、Googleで検索すると警告されるのでわかりますが、中で紹介されている「ミスター・トラックバック」というツールのサイトは現在、ウイルスに感染しています。
現在はサイトに訪れない方が良いと思います。