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「普天間」交渉秘録 [単行本]

守屋 武昌
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (23件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

小泉純一郎氏絶賛!
「一気に読んだ。
当時の記憶が昨日のようによみがえってきた。
政治の現場がいかにオドロオドロしいものか。
あまりにも生々しすぎる」----。

「引き延ばし」「二枚舌」、
不実なのは誰なのか?
詳細な日記が炙り出す驚愕の舞台裏。永田町騒然!

「守屋さん、沖縄では大きな仕事は二十年かかるん
ですよ。石垣空港の時だって、年月がかかっても
誰も困らなかった。今回はまだ七年です。たいした
ことないじゃないですか」
私は呆れるしかなかった。
「それなら、沖縄の県民の前でそう言いなさい」
そう沖縄首脳に伝えた。(本文より)

民主党政権が見誤った基地問題の本質とは何か。
四年にわたり事務方トップを務め、アメリカ、
沖縄、永田町と対峙してきた著者が、
日記をもとに今まで語られることのなかった
全経緯を綴る。

内容(「BOOK」データベースより)

膨大な量の日記には、自身と相手の発言内容、そして行動の詳細が記されていた。それはまさに「普天間問題」の真相を繙く第一級資料だった―。防衛事務次官として、アメリカ、沖縄、永田町と対峙してきた著者が、日記をもとに今まで語られることのなかった全経緯を綴る。

登録情報

  • 単行本: 349ページ
  • 出版社: 新潮社 (2010/7/9)
  • ISBN-10: 4103266317
  • ISBN-13: 978-4103266310
  • 発売日: 2010/7/9
  • 商品の寸法: 19.4 x 14 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (23件のカスタマーレビュー)
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43 人中、37人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 仮面 VINE™ メンバー
形式:単行本
 防衛官僚のトップとして普天間問題に関わってきた著者が長年にわたる交渉の舞台裏や経緯を記した。
役所のトップを勤めた人が在任中の政策について記録にとどめ公表する姿勢は、内容や人物像を別にしても
高く評価しなければならないだろう。

 本書では、沖縄の基地問題において政治の意志があまりに不在であり迷走ばかりし、あるのは利権だけというのが良く分かる
(著者は「利権」という言葉を使っていないが、政治家や地元・沖縄の言う事がころころ変わる裏にはやはり利権があるからだろう)。
 
 それゆえに優秀な官僚だった(と思われる)著者は普天間問題に関してぶれずに、一直線に交渉を進めて行く。
この問題でぶれないのは、もう一人の「ぶれない男」小泉純一郎だけである。
 そこら辺の舞台裏や人物像が面白い。沖縄の基地問題を知るにはもちろんだが、
自民党時代の霞ヶ関・永田町の政策決定過程(とそのいい加減さ)を知る上でも好著であると思う。

 それにしても、この人、長い間にいろいろなことをやり過ぎたとも思う。優秀さがそれを可能にしたのだろうが、
自らの信念を貫き、それを実行していけば敵は増えるばかりであろう。役所のトップまで上り詰め「防衛省の天皇」とまで
呼ばれたらしいが、そういう人物が結局「刺された」のも本書を読むと良く分かる。
 サラリーマンなど組織に属する人間は、その意味でも勉強になるかも。

 白眉は巻末にある著者の防衛論を記した「将来に向けての日本の防衛」との一文。日本の防衛論の基礎、原理原則を
考える上で格好の教科書である。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By s-kakei
形式:単行本
本屋に平積みされているベストセラー本とちがい、立ち読みではバチがあたる。
沖縄問題の根深さの一端を垣間見ていただければ幸甚である、
と冒頭に記してあったとおり、普天間飛行場移設にかかわるすさまじさをおもった。
次官が名護市助役のひと言ふた言にふりまわされる、という信じられない話がでてくるが、
ことほどさように沖縄の基地問題は国にとっては別格官幣社、ということなのだろう。
沖縄の県や自治体には禁書となるにちがいない。

迷惑施設と受け入れ条件の地域振興策、それをめぐる地元と議員と建設業・・
役所からすれば、地元の意地汚い主張にイラつく話しは全国どこにでもあろうが、
沖縄の負担軽減という大前提のもと、県市、地域振興業者と日米国家レベルの壁の間で、
孤軍奮闘してきた様子が実名入りで語られており、守秘義務は?と案じるくらい。
安全、を前面に出して海面埋め立て面積が大きい案を地元自治体が主張すれば、
一方の環境保護運動から前に進まない、解決を急がなければ振興策はいつまでも続く、
ということなると、これはフィクションの政治小説だとおもいたい。
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24 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
小泉政権当時、
普天間問題の実務者である著者の日記をもとにした
手記である。

本書を通して当時総理大臣首席秘書官であった「飯島勲」の名が何度も何度も
でてくる。
あまりにでてくるので数えてみたら35回!

特に著者が危機に陥ると頻繁に登場する。
普天間の政権内の交渉が乗り上げたとき、そして小池百合子問題があがったときは、頻発している。

交渉妥結も
日本が一枚岩になったことで米国との交渉が進んだのだろう。
四分五裂し、なにも前に進まない民主党の政治家は必読だ。

しかし、著者は、本当のことを
まだまだ隠しているような気がする。続編にも期待したい。

飯島勲の新刊に、普天間問題が詳述されていた。
二人の当事者が、それぞれ同じことを違う角度から論じているのを読み比べたら、ひじょうに面白かった。
小泉元総理秘書官が明かす 人生「裏ワザ」手帖
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投稿日: 16か月前 投稿者: リトルマーラー
実録として興味深い
この本は、普天間問題の当事者のまさにトップが書いたものだけに、その内幕が赤裸々に書かれていて興味を引かれる。特に、防衛庁の歴代大臣や局長その他の幹部や、官邸の総理... 続きを読む
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