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最も参考になったカスタマーレビュー
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
エッセイとして読めば面白い,
By よもつみ (千葉県千葉市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 「時間」の作法 角川SSC新書 (角川SSC新書) (新書)
本書は、どういうスタンスで読むかによってまったく評価がかわってきます。背表紙・帯・目次を読むと「なるほど、ノウハウが書かれているのだな」と思うはずです。 (amazonの書籍紹介を読んでもそう思うでしょう) いかにして時間を短縮するのかが書かれているのだろうと。 しかし本書をノウハウ本と呼ぶのはかなり無理があります。 というのは、著者が、そもそも「皆の役に立つ」ということを考えていないからです。 学者で作家たる著者が、著者の生活・性格にとって、役に立つことをまとめています。 ゆえに一般のサラリーマンにそのまま役立てるのは難しいでしょう。 (たとえば、著者は病気にかかることこそ時間のムダだとして、風邪の予防をすすめています。 ではどうするのかというと、人の多いところに可能なかぎり行かない……私たちには難しいですね) しかし著者の一風変わった考え方を楽しむ、という読み方はおおいにできます。 エッセイとしては十分面白いからです。 林望の本を何冊か読んだことがあり、彼の考え方に興味のある人はぜひ読むといいでしょう。
8 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
リンボウ先生のハウツー!,
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レビュー対象商品: 「時間」の作法 角川SSC新書 (角川SSC新書) (新書)
この手の本はもはやハウツー本ではなく、エッセイとして面白いモノがいいな、と思っていたところです。興味深い内容はいくつもありますが、「パワーポイントよりもジャパネットたかた」には、ナルホド納得。また、プレゼンしかりスピーチしかり、要点だけをメモしてそれで話をまとめながら話すことを「ビーコンを頼りに話す」とたとえていますが、この喩えもとても納得です。物書きとしても素晴らしいリンボウ先生なので、私は高級な万年筆で原稿を執筆されているのかと思ったら・・・愛用の筆記具がパイロットの「Vコーン」とは!ビックリです!ノートも以前は鉛筆でしたが(ハイユニを長く使っていましたが、1本147円!Vコーンは105円。ネットでまとめ買いすればもっと安い。)、今はVコーン愛用者です。単語のスペル練習は裏紙にVコーンで練習してます。 また、リンボウ先生自身の挫折経験をもとに書かれた第八章「人生という枠で時間を見る」が素晴らしいです。「今、ここ」にいる自分の立ち位置で最善を尽くして生きることの大切さを語るリンボウ先生の言葉に大変感銘を受けました。この部分を読むだけでも、立ち読みではなく、手元に置いて読むことをおススメします。
4 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
納得できる気づきと人生の示唆に富んだ書,
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レビュー対象商品: 「時間」の作法 角川SSC新書 (角川SSC新書) (新書)
リンボウ先生の名は知っていましたが、著書を読むのはこれが初めてでした。期待半分、ダメモト半分で読み始めたのですが、これがとっても納得のいく話が多く、ページの各所に赤線を引きました。たとえば、「アイデアは、無心で何かしている時に降ってくることが多い。歩行中、運転中、入浴中などなど。だが、こういう場面で降りてきたアイデアは、とても脆い存在である。思いついた次の瞬間に目の前を車がビュン!と通り過ぎただけで忘れてしまうものだから」等々。これは、著者の経験から語っていることですが、多くの人にも思い当たることでしょう。しかし、そうと気がついていても、たいていの場合はなにも対策を施していないもの。私もそうです。著者は、こうした「忘れる」という「時間の無駄」に対して、あの手この手で対応しようとした試行錯誤の様子を語ってくれます。そして、行き着いた結論として、「紙ペラ1枚」をポケットに忍ばせるやり方を紹介するのです。ノートでも、メモ帳でもなく、紙がいいという説明には、これまたとても納得がいきました。ほかにも、最終章では著者自身の挫折体験と、ベストセラー『イギリスはおいしい』が生まれた経緯を合わせて語っています。一見すると時間の無駄に見えた「挫折」が、実際は無駄ではなかったことを忌憚なく語り聞かせる点で、心に響きました。実用的な内容と、考え方などを説いた内容がバランスよく構成された良書であると感じました。
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