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「日本」を捨てよ (PHP新書)
 
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「日本」を捨てよ (PHP新書) [新書]

苫米地 英人
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

なぜ日本人はデモや暴動を起こさないのか?
なぜ日本人はどことなく不幸なのか?
なぜ海外へ脱出しようとしないのか?
そもそも「日本」って、「日本人」って何なのか?
―消費増税、経済格差、年金問題……目の前に横たわる数々の難問。迷走する政府に対して不信感は募る。世界ではデモや暴動が頻発するかたわらで、なぜか立ち上がらない日本人。なぜこれほどまでに為政者を信じつづけられるのか……。
称賛されるモラルの高さは、たんにおとなしすぎるだけ。自由とフェアネスなき社会で、日本人は「他人の目」ばかり気にする従順な奴隷と化した。覚悟なくして幸せはいつまでも実感できない。
それでもあなたは、「日本」にこだわりますか?
この国を覆う息苦しさの正体と、脱呪縛の思考を伝授。もしあなたが日本を愛し、この国を変えたい、この国で幸せになりたいと思うなら、まずは「日本」を突き放せ! 〈捨象〉してこそ日本の本質が見えてくる。

内容(「BOOK」データベースより)

消費増税、経済格差、年金問題―目の前に横たわる数々の難問。迷走する政府に対して不信感は募る。世界ではデモや暴動が頻発するかたわらで、なぜか立ち上がらない日本人。なぜこれほどまでに為政者を信じつづけられるのか…。称賛されるモラルの高さは、たんにおとなしすぎるだけ。自由とフェアネスなき社会で、日本人は「他人の目」ばかり気にする従順な奴隷と化した。覚悟なくして幸せはいつまでも実感できない。それでもあなたは、「日本」にこだわりますか?この国を覆う息苦しさの正体と、脱呪縛の思考。

登録情報

  • 新書: 224ページ
  • 出版社: PHP研究所 (2012/3/15)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4569800068
  • ISBN-13: 978-4569800066
  • 発売日: 2012/3/15
  • 商品の寸法: 17 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
私はこの人の本を大分読んでいます。
自ら望んで苫米地さんに洗脳されているのです。
内容はいつも「自分のしたい事をしろ」「自由に生きろ」「自分の意思で生きろ」ということです。
それらを重ね重ね伝えるためにあらゆる方面のことを具材にしているんですね。
本書は日本人の心を操っている権力者の存在やアメリカの事をつまびらかにしています。

非常に読みやすくて面白いです。

日本人というのは、日本の習慣の中で育った人のこと。
それだけのことのはずなのに、私は定期的に苫米地本を読まないと、何か息苦しい精神状態にすぐ戻ってしまいます。
それは私が日本の義務教育や育った環境などで、苫米地さんの「自分のしたい事をしろ」「自由に生きろ」「自分の意思で生きろ」というのとは全く逆の洗脳を長年受けているからなんでしょう。
私は苫米地さんの推奨している生き方に賛成する、と決めたのでこれからも苫米地本を読みます。

苫米地本に時間と意識を持っていかれるのは本望です、「前向きになれる」とか「視野が広がる」とか「視点が増える」とか得る事の方がずっと大きいと感じているので。

苫米地さんの迷いの無いといいますか、淀んだところが一切無いキレのある文章に触れると、気分がさっぱりします。
それだけでも素晴らしい本です。
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17 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
今まで、カーネギメロン大学で博士号を取り、脳機能科学の学者として超一流の苫米地博士が、何故一般向けの自己啓発本や、英語教育の書物(註:数ある自己啓発本、英語学習の書物も他の著者のものとは一線を画する、超一流のものであるが)を多数出版するのか、もう一つ腑に落ちない面がありました。しかし、その疑問が、本著を読むことで一気に氷解しました。

これまでの苫米地氏の100冊もの自己啓発本の根幹にあるキーワードは、「フリーゴール」でした。誰に決められたものでも無く、「Have to」(ねばならない)ではなく、自分自身の魂の声に従って、本当にやりたいこと、「Want to」のことのみを、やりましょう、その上で、ゴールをしっかり設定すれば、何でも達成できる、という人生哲学です。

苫米地博士は、日本人がで「フリーゴール」を設定するのが如何に難しいか、しかし、一旦、一人一人がフリーゴールを設定し、自由な人生を歩むことができれば、日本がどれだけ良い国になるかを、先刻承知なのだと思います。洗脳論語でも論じられた儒教思想、それを維持するための「パノプティコン」(監獄の全展望監視システム:誰かに見られているのでは、という恐怖により行動を監視する-「村八分」や「恥」に象徴される)があるため、知らず知らずのうちに、他人が設定したゴールの中で、「Have to」の人生を歩むようにしくまれてしまっているからです。皆がそこを変えない限り、日本が変わることはない、日本を変えたいと思うのならば、日本を愛するのならば、まず、日本を客観的に、高い抽象度から眺める必要がある、との主張です。

「「日本」や「日本人」といった小さな枠へのこだわりを抽象=捨象していく。それが私の言う「日本を捨てる」ということなのです」(p.188)
「抽象度を上げて、世界や人類を救うこと。これは、日本を愛すること、日本を救うことと矛盾しません。当り前のことですが、世界には日本も含まれ、人類には日本も含まれるのですから。」(p.189)

本著に、スマナサーラ長老やティック・ナット・ハン師の著書にも通じる仏教観、とくに「行動する仏教(Engaged Buddhism)」「空」の世界観、著者の問題意識の根源を感じることができます。「世界レベルや宇宙レベルの抽象度を持った上で、世界の問題や日本の問題を捉えよう。自由意志で真にやりたいことをやろう。そのためには、まず、「世間」、「愛国心」といったものを全て一旦捨象し、「日本を捨てる=捨象する」ことにより日本の良いところも悪いところも、一段高い抽象度から見て一人ひとりが行動を起こそう。」というメッセージを力強く伝えてくれる、まさに開眼の書、必読の書であり、究極の「自己啓発書」です。
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松下幸之助が創設した出版社PHP研究所からのトマベチ本は他にもあるが、アンチ電通本を他社からとはいえ出版した直後に、またまたPHPからこのような本を出すあたり、意味深ではないか、と個人的には考えます。(この書には「電通」という固有名詞は登場しません。)

政治ニュースでも、東京都や大阪市のローカル政治(=個性的な地方自治体の首長ら)に割かれる紙面や放送時間が増える一方、日本を捨てるのではなく、中央政権による統治が当たり前だと国民を洗脳する「日本」を捨てよという主張は至極もっともで、時代の流れであることは間違いありません。アメリカの州制度にも似た道州制についても触れられていたり、合理的な論調がソフトに流れる編集はPHPならではのもの。サイゾーやサンマークなどではこうはいかなかったでしょう。大人のPHP。

この本を読むまでトマベチ先生が政治家になることなど考えてもいなかったろうなぁ、と勝手に思ってましたが、この本を読み終えた今、状況が許すようならば、政界への転身もあり得るのかとも考えられるようになりました。選挙に出た場合、某当局とのオウムがらみの「澱」が邪魔になるかもしれませんが、選挙を経ない政界入り、もしくは、形はどうであれ政治への「参入」はあり得るのかもしれない、と思いました。あくまで読後の個人的な感想ですが、別な表現をするならば、トマベチ先生も言葉を選ぶことに耐えられるならば、ステキなヴィジョンをお持ちであることが分る人なのです。

一方で、この書では、沖縄問題に全く触れられていません。沖縄の人びとは、このような本をどう思われるのか、聞いてみたいもの。道州制を導入したところで、アメリカとの協定や軍関連施設がなくなってしまうわけでもなければ、日本全土に再配置されるものではない。

頭脳明晰なトマベチ先生ではあるが、沖縄の方々は、おそらく、この本の何歩も先のことを過去の経験から既に何度も考えられているのでは?
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