読みやすい、受け入れやすい表現のものを読めばいい。
カンタンに関係性と無償の奉仕
前者は本書の内容はトム・ピーターズ氏が10年以上前に主張していたブランド人になれ!に通じるものがあります。
組織で働く者としてのまわりとの関係性を重視して意図的に人脈強化をはかれという点です。
洋書を読んでいる方なら、いやそうでなくでもどこかで読んだことがあるような内容といえばそうなります。
しかし、だからといって本書に価値がないかというとそうではない。現に原書のレビュー数は350におよび、高評価ともにビックリさせられます。
受け入れられてはじめてアイデアとして価値をなす好例でしょう。
もうひとつ、後者の無償の奉仕のほうだが
本書では価値を無償で与えよ、お金に関与するな(そうなった瞬間から本当にやりたい表現ができなくなる)、現状に甘んじる爬虫類脳を自覚し意識的に克服せよと語っている。
特に無償で与えろという部分、かなりの抵抗がある。(対価をもらうことが当たり前になっている現代社会にどっぷりつかっていれば当たり前だろう。)人間の歴史をたどればそれはわずか500年足らずの習慣であり、それ以前は与える受け取るの社会が長く続いていたと解説している。
組織のかなめとなる人間になること、そのために変えの効かない存在となることが成功のために欠かせない、と著者は語る。(サラリーマンとしてもなんでも)
そのために100円のお金を受け取り100円のモノをお客にあげる、こと以上の価値やサービスを与えることをこれでもかこれでもかと力説している。
いまいち理由がピンとこなかったが、現在成功している方々に共通する姿勢であるなとも感じたし、
また3つの輪のくだりで、1の輪の直接喜びを与えている人の輪、2つ目の商取引の輪、3つ目のネットの輪の1と3が大きくなることで2の輪も思わぬ形で大きくなることがあるという説明をきいて、あーなるほどそういうこともあるかな と理解できました。
目新しいとか売れてるからとかいう視点ではなく、今度社会にどのような変化が生まれていくか?本書の主張に沿って本気で取り組んだ場合の行く末ともに気になる存在である。