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41 人中、40人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
「老人」の感性のみずみずしさ,
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レビュー対象商品: 「新しい人」の方へ (単行本)
『自分の木の下で』に続いて、大江健三郎が中高生向けに書いた本ですが、やはり大人が読むのにも十二分に耐えうる文章となっています。障害を持って生まれた長男、光さんのこと。自身の子どもの頃からの読書体験。(最近亡くなった)サイードらとの交流をふまえて書かれた「知識人」であるということ。これらが(大江健三郎としては)易しい文章で、淡々とつづられています。 幾度も言及される『カラマーゾフの兄弟』の一場面が印象的です。一人の少年の「僕はすべての人々のために苦しみたい」と叫ぶ。それを大人がせせら笑うことはできないのだ、と。イラクやアフガニスタン、イスラエルについても書かれていますが、どのようにして人と人が和解しあうことができるのか、若い人たちにはそれをじっと考え、達成することのできる「新しい人」になって欲しいのだと訴えるのです。
30 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
新しい人になるために,
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レビュー対象商品: 「新しい人」の方へ (単行本)
読み始めてすぐは、大江さんの個人的体験記・個人的考えの表現ということで終わるかと思ったのですが、 読み進めていくうちに、体験からこそ色々な教訓やある真実が 生まれ出てくると感じるようになりました。 大人よりは、若い世代を対象に書かれているので、 話の例や、そこから導き出される大江さんの思いが わかりやすく表現されています。 意地悪のエネルギーは何も生み出さないことの説明や、 この本は確かにいいきっかけになると思います。
28 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
大事なことが書いてある,
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レビュー対象商品: 「新しい人」の方へ (単行本)
これは、これから大人になる人のために書かれた本です。しかし、年齢的にはじゅうぶん大人の私が読んでもいい本だと思いました。大江さんの本は、これを読んだのが初めてです。若い人のために書かれた本だけあってとても読みやすく、無駄のない文章です。大江さんの家族や日々の生活のこと、少年時代、学問のこと、表題にある「新しい人」ということ、それらはとても真摯に語られており、大江さんの人柄があらわれているように思います。この本のどこをとっても大事なことが書かれているので子供でない人も読むべきだと思います。読んだあと、私はとても謙虚な気持ちになりました。
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