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「指紋の神様」の事件簿 (新潮文庫)
 
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「指紋の神様」の事件簿 (新潮文庫) [文庫]

塚本 宇兵
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「同じものは二つない」「一生変らない」指紋は、我々の指先に平等に与えられた、最も確実な本人証明である。生体認証やDNA鑑定が普及しても、百年間蓄積された経験とデータには適わない。三十年この道一筋、自供に頼る捜査が主流の時代に、三億円事件、よど号ハイジャック、オウムなどに携わり、“動かぬ証拠”を武器に事件を解決に導いた鑑識官が語る、指紋の真実。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

塚本 宇兵
1936(昭和11)年茨城県生れ。’55年に警視庁巡査となり、刑事課を経て’67年に鑑識課指紋係に。以来指紋一筋30年、有楽町3億円事件、よど号ハイジャック事件、一連のオウム事件など手がけた大事件は数知れない。’95(平成7)年にその功績を認められて、警察庁指定の広域技能指導官に認定され、“指紋の神様”と呼ばれるようになる。2001年警視庁鑑識研究所長を辞し、現在、株式会社日本シークレット・サービス主任研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 261ページ
  • 出版社: 新潮社 (2006/10)
  • ISBN-10: 4101299714
  • ISBN-13: 978-4101299716
  • 発売日: 2006/10
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 93,381位 (本のベストセラーを見る)
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
ミステリやTVドラマで「指紋が一致しました!」「ああそう」とお話作りの便利な道具になっている「指紋」がここまで深いものだとは思いませんでした。「指紋認証キー」「指紋登録制度」などの問題を含めて、自分と同じものを持っている人は世界に誰一人はいない(とされる)指紋について、もっと深く考えるべきなのではないでしょうか…なんて思わされました。

内容は事件より「指紋」についての歴史、分類などに多くの分量を割いており、なんだか大学で「指紋学」の講義を受けているような印象を受ける本です。娯楽として読むには不向きかもしれませんが、犯罪捜査や鑑識などに興味を持ってる方にはオススメですね。勉強になりますよ。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By mfhty トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
(1)この本のプロフィール

 PHP研究所「指紋は語る 指紋の神様と呼ばれた男の事件簿」を改題文庫化した本。

 警視庁で指紋一筋30年「指紋の神様」と呼ばれた著者による本だけあって、指紋の性質、収集方法、指紋をもとにした事件判断がどのようになされているのかがよくわかる。

(2)内 容

 題名の「事件簿」とはうらはらに、第1章「指紋とは何か」(約80ページ)で指紋そのもについて、さらに指紋が利用されるようになった歴史から現代までを丁寧に解説。第2章「指紋が語りかけるもの」(約80ページ)でやっと「事件」が取り上げられるが、それも丁寧に指紋の特性について解説した後で、その実例として実際の事件について解説される。そして、第3章「検出と鑑定をしてみる」(約60ページ)や第4章「指紋がもつ無限の可能性」へと続く。

(3)読後感

 さすがに指紋一筋に仕事をしてきた著者だけに、丁寧にしっかりと指紋について解説されているのには感心する。何気なくわかったつもりでいた指紋について、「そうだったのか」と思う記述もしばしばである。その意味で、読んで損がない本。

 しかし、(私はそうだったのだが)、「事件簿」を期待する読者にとっては、扱われる事件の数とページ数が少なく、がっかりするかも知れない。
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指紋と犯罪 2010/1/31
By 志村真幸 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
 2003年にPHP研究所から出た単行本『指紋は語る−“指紋の神様”と呼ばれた男の事件簿』の改題・文庫化。
 著者は1967年に警視庁鑑識指紋係に入って以来、30年以上に渡って指紋による犯罪捜査に携わってきた人物。
 本書は、指紋捜査の歴史、自身の半生記、実際に扱った事件、指紋の見方のイロハ、今後の指紋の利用法などを一冊にまとめたもの。
 自身の半生記の部分が最も面白い。著者の人生は日本で指紋捜査が発達してきた歴史と重なっており、当初は刑事たちにもほとんど信用されていなかったものが次第に認められていくようになる過程に読み応えがある。
 それに対して、実際の事件の話はいまいち。現実の「捜査」というものは案外地道で退屈なものなのかも知れない。
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