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「憲法上の権利」の作法
 
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「憲法上の権利」の作法 [単行本]

小山 剛
5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)

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  • 著者ページ: 著者の作品一覧や、著者写真・略歴など、著者に関する情報を満載した「著者ページ」。著者の方は、「著者セントラル」へ。



商品の説明

内容紹介

実際の憲法(基本権)問題の判断において必要とされる論理構造を解き明かす。防御権の「原則-例外関係」を前提とした「三段階審査」,原則-例外を観念できない積極的権利の「下限の統制」,制度に依存した権利の「制度準拠審査」など,『憲法上の権利』の論証作法を広く示すとともに,判例との理論的整合を図る。
 新版では,旧版の記述の改訂と共に(特に比較衡量論について詳論),さらに【C 司法的救済の諸問題】を起こし,憲法上の権利の救済を目的とした訴訟において実際に問題となりうる主要な訴訟類型と判断手法,司法的救済の限界について検討する。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

小山 剛
1960年(昭和35年)生まれ。1990年(平成2年)慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。2005年(平成17年)博士(法学、慶應義塾大学)。現在、慶應義塾大学法学部・大学院法務研究科(法科大学院)教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 226ページ
  • 出版社: 尚学社 (2009/3/15)
  • ISBN-10: 4860310640
  • ISBN-13: 978-4860310646
  • 発売日: 2009/3/15
  • 商品の寸法: 21 x 15 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 84,718位 (本のベストセラーを見る)
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63 人中、55人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 司法試験・憲法論文答案作成のトリセツ, 2009/4/3
レビュー対象商品: 「憲法上の権利」の作法 (単行本)
 「憲法上の権利」の作法という少し堅苦しいタイトルですが,ようするに司法試験受験生のための憲法論文答案作成のトリセツです。
 しかし,いわゆる予備校の教える「人権パターン」というような安易なトリセツではありません。ドイツ憲法学における三段階審査の考え方を中心として,憲法問題の考え方を体系的に整理している良書ですし,理論的にも最先端の問題にも触れられています。
 司法試験の憲法科目は,基本書や判例の知識・理解と答案作成の「あいだ」を埋めるのが大変です。憲法の得意な受験生は,無意識あるいは意識的に憲法問題の考え方を体系的に整理していたものと思われますが,憲法を苦手とする受験生には,本書が導きの糸を与えてくれるのではないでしょうか。
 本書では自由権の制約に関する違憲審査の方法について詳しく論じられていますが,平等権の制約の場合の違憲審査基準(目的・手段審査)の適用には,自由権の場合とやや異なる部分があるように思いますので,私としてはその点についてもう一歩説明が頂けると良かったように思いました。また,受験生が頭を悩ませるであろう法令違憲と適用違憲の関係についても整理してもらえると良いですね。本書が好評を博して増補されることを期待いたします。
 ともあれ,司法試験受験生にとっては,これまでに類書のない価値ある1冊ではないかと思います。
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25 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 実は革新的な内容, 2010/3/5
レビュー対象商品: 「憲法上の権利」の作法 (単行本)
アメリカ憲法学に染まっている(毒されている?)日本の憲法学に対して、ドイツ憲法学からの示唆に基づいて、日本の憲法判例を整理・分析したものです。

コンパクトで、非常にわかりやすいです。最近では、ドイツ憲法学における論証パターンに基づく判例分析を行う研究者も多く、本書はその一つです。

憲法の従来の芦部憲法のような教科書では、とにかく違憲審査基準が最も重要で、特に手段審査でかたをつける考え方が多いですが、本書の論証図式である
基本権ドグマ−ティックは、保護範囲→侵害→正当化という三段階を踏んで、憲法判断をするものです。従来の違憲審査基準論は、正当化の段階で登場しま
すが、この論証図式では、そもそもある国家行為について、憲法が保障する権利に基づき、それが保護範囲に入るのか、がまず問題となり、従って、本書で
も、憲法上の権利の解釈にも重点が置かれています。

本書の特徴は、精神的自由権以外、とくに社会権や法の下の平等に関して、アメリカ憲法学的な発想とは大きく異なった考え方を採用しています。

例えば、社会権では、法律によって憲法上の権利が保障される、と考えていたり、また、財産権では、制度的保障論ではなく、法制度保障といったドイツの
概念に基づいて分析されています。

司法試験で、芦部的な憲法学以外の考え方を用いるのがいいかは分かりませんが、本書は非常にわかりやすく、憲法を深く理解できると思います。論証パターン
(憲法判断の考え方)が明確であり、試験の答案に向いているでしょう。また、憲法にそれほど詳しくない方での、学部程度の多少の知識があれば、本書を理
解できると思います。
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11 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 論文答案の骨組み, 2010/11/22
レビュー対象商品: 「憲法上の権利」の作法 (単行本)
本書は憲法を論じる骨組み(=「作法」)を示したもので、新司法試験の論文答案を作成する思考過程と同じ順に論じてあります。

人権パターンと言われるものは覚えてはいるが、何か納得できないものが残るという人には、かなりおすすめです。

なお、憲法の内容を網羅的に論じる本ではありません。
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