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「愛と死をみつめて」終章
 
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「愛と死をみつめて」終章 [単行本(ソフトカバー)]

河野 実
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,470 通常配送無料 詳細
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「愛と死をみつめて」終章 + 若きいのちの日記―「愛と死をみつめて」の記録 (だいわ文庫)
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

ボクをマコと呼んだ初恋の恋人ミコは、ボクを残してこの世を去っていった。45年前の夏、2人はともに18歳だった…。マコだけが知っている「もうひとりのミコ」、そして手紙と日記では伝えきれなかった2人の真実を明かす。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

河野 実
1941年、大阪市に生まれ、後に長野県伊那市に移る。県立伊那北高校を卒業後、浪人中に入院した病院で大島みち子と出会い、文通が始まる。中央大学入学後も文通は続き、二人の往復書簡は3年1ヵ月間で約400通にものぼった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 232ページ
  • 出版社: 大和書房 (2005/12/17)
  • ISBN-10: 4479011862
  • ISBN-13: 978-4479011866
  • 発売日: 2005/12/17
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.2 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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48 人中、42人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
人生は記憶 2006/1/1
By rient
形式:単行本(ソフトカバー)
 六十代半ばの著者が、四十年以上前の大島みち子さんとの出会い、恋愛、永久の別れ、それらの出来事を克明に再現し、青年時代そのものの感性で終章として書き上げたノンフィクション。

 「愛と死を見つめて」日記では、明かされていなかった出来事もありのままに書かれている。ありのままの出来事が、大島さんの短い人生と照らしてより一層切なさを感じさせる。

 私は、まだ四十代半ばですが、六十代半ばの著者の感性に接して、勇気を得た。六十代半ばの自分をリアリティを持って想像することは出来ない。しかし、これほどの感性のほとばしりで持って、青春時代を回想、いや回想ではない現在進行形のドラマとして再現できる事実に、現代の六十代の若さに驚嘆したのである。六十代の若さの可能性に目覚めたのである。

 この著者の感性の若さは、やはり若い時代に美しい恋愛を体験したからであろうか。少なくとも美しく記憶される恋愛は、その人のその後の人生を価値あるものとするのであろう。

 携帯メール時代に、文通時代の恋愛がリバイバルされる事は、興味深い。携帯メール世代の若者に読んでもらいたい。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By melting トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本(ソフトカバー)|Amazonが確認した購入
「愛と死を見つめて」シリーズの完結編である。ここでは、書簡集と日記には書かれていなかった様々な事実が初めて公開されている。二人の愛がどのように育まれたのか。人として見返りを全く求めない信頼関係がどのように築きあげられたのか。この本によってようやく明らかになった。それにしても、45年も昔のことを、河野さんはよくここまで細かく覚えていたものだ。その記憶力と、みち子さんとの深いつながりに拍手を送りたい。特に私が良かったと思うことは、みち子さんが他界されてから葬儀に向かうまでの事実が書かれていたことである。ここを知るのと知らないのでは、この純愛の理解度がかなり隔たることになる。僕が残念に思うのは、マコとミコが死後の約束をしなかったことにある。肉体は滅んでも、魂は不滅だ。ミコが他界した後、魂として目覚めてから、すぐに自分のところに来るようにと、なぜマコは言って口付けをしなかったのだろう。魂として生涯自分と手をつないでいて欲しい。どのような人生を送るのか、きちんと見ていて欲しいと、なぜ言えなかったのか。このことが残念でならない。ミコさんは、大島家の先祖代々の墓には入らず、新しいお墓に納骨された。大島家の家族は、ミコさんを既に嫁に行ったものと判断していたのである。マコは他の女性と結婚したが、己が他界するまで、いや、他界した後もミコと一緒になることを、この本で約束している。これほど壮絶な愛に巡り会ったことは一度も無いし、鋼のように強い人としてのつながりを見たことも無い。男女の愛が決して生易しいものではないことを、事実として私達に見せてくれた。男女の関係が軽薄な現代にこそ必要な事実であり、手本でもある。但し、この本は河野さんから見た世界観であるので、是非「愛と死をみつめて」と「若きいのちの日記」を合わせて読んで頂きたい。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By robin
形式:単行本(ソフトカバー)
愛と死をみつめて(書簡)と、若き命の日記の補足部分を補う本です。

手紙に書かれていない、二人で過ごした時間が描かれています。

スッキリとした解り易い文章で、当時の二人の様子が頭の中に綺麗に浮かんできます。

当事者の河野さんが悲しみのため、非常に描きにくい事は、容易に推測できますが、

みち子さんとの最後のお見舞いそして別れの部分、

河野さんご自身の心理描写が、もっと克明であればと・・

私的にこの部分が、少し惜しい部分があり残念に感じます。

然し、「ミコとマコ」の青春の一頁と彩る本としては、完成度の高い内容です。
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