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「悪所」の民俗誌―色町・芝居町のトポロジー (文春新書)
 
 

「悪所」の民俗誌―色町・芝居町のトポロジー (文春新書) [新書]

沖浦 和光
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

都市の盛り場は、遊女や役者など賎視された「制外者」が主役の、呪力が宿る場所だった。なぜ、ひとは「悪所」に惹かれるのか。「遊」「色」「悪」の視座から日本文化の深層をえぐる。

内容(「MARC」データベースより)

都市の盛り場は、遊女や役者など賤視された「制外者(にんがいもの)」が主役の、呪力が宿る場所だった。なぜ、ひとは「悪所」に惹かれるのか。「遊」「色」「悪」の視座から日本文化の深層をえぐる。

登録情報

  • 新書: 290ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2006/03)
  • ISBN-10: 416660497X
  • ISBN-13: 978-4166604975
  • 発売日: 2006/03
  • 商品の寸法: 17.3 x 10.9 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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形式:新書
 退官した学者の書いた本……だが、全てが唐突。自らの生い立ちから始まり、話は中世に飛んだり、売春宿に飛んだり、古代の信仰に飛んだり、ものすごくとりとめない。単なるエッセイか??と思えるほど。筋道立てて論理的にある話題を分析・解析する本とは思えない。が、それぞれの章は面白く、文章も分かりやすく、頭の中に??を溢れさせてとりあえず読み進めることができてしまう。読みながら無理矢理引きずられる様な感覚がある。退官してなお、進行中の研究・思考をそのまま述べた本なのであろうか? 民俗誌という言葉から怪しげなカオス的雰囲気が漂ってくるなら、それをそのまま本にまとめたようなのがこれ。多種多様で雑多で俗っぽくて、田舎っぽくて、怪しげな神秘性を含むものをとにかく羅列して、学者自身の抱く印象・考えを片っ端から述べているだけに思われる。

 ……面白かったけど、わけ分からない。
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By Gori トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
「悪所」というとなんだが「悪いところ」といえば大変磁力のある魅力のあるところである。
沖浦翁も論文というより気の赴くまま悪所の魅力を語る。

第一は、幼少年期を過した「まだ近世の面影が残っている旧摂津国(現・大阪府北部)の農村」。
その街道筋で昭和初期の街道を旅する遊芸民、遊行者を見聞した。
第二は、小学校低学年時代に生活した、大阪市南部の釜ヶ崎。
第三は、青春前期、敗戦直後に上京して住んだ、隅田川の東岸地域。
永井荷風の『'東奇譚』に出てくる地帯だ。

江戸時代から「悪所」と呼ばれていた地域は、
色里・遊里、芝居町、被差別民の集落、の三つ。
大阪では、釜ヶ崎、飛田、天王寺、西浜周辺。
東京なら、浅草、吉原、山谷と深川あたりが渾然一体となったような感じの場

「不夜城」「ネオン街」「雀荘」「茶屋」「待合」「揚屋」「置屋」「芸者屋」「ピー屋」「遊女屋」「女郎屋」「妓楼」「娼館」
「曖昧屋」「特飲街」「三業地」「ピンサロ」「ソープ」「ルートコ」「風俗」「遊郭」「遊里」「郭」「色里」「色町」「花街」
「花柳街」「狭斜」「赤線」「青線」「岡場所」「私娼窟」「粋筋」「山」「鉄火場」「島」「川」「湖」「沼」「なか」
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