この本では、
顔についての実験心理学の
重要でおもしろい研究が
非常にわかりやすく網羅してある。
紹介の文章が非常に平易でポップであるが、
その中身と網羅の程度は、
とても、しっかりした学術レビューと言える。
ポップさと学術的質の高さが
同居したとても珍しい本だ。
平均顔や逆さ顔(サッチャー錯視)など
心理学者ならおなじみの顔現象はもちろんのこと、
心理学者でも知らないような他の様々な
顔研究について幅広く押さえることが出来る。
顔研究の日本語の本、の決定版と言える内容になっている。
所々で、著者による漫画が挟まり、
笑いが豊富に取ってある。
読み物としての読みやすさは、
学術読み物の中でも、読みやすい方に入ると思われる。
著者には、
日本にはあまりない、
ポップでコミカルな
サイエンスライターの素質がとてもあるのだと思う。
著者は、外見もとても、おしゃれで、
格好がイイ!!
現代の傾奇者だ。
非常にいい人でもある。
著者のブログ
『サイコロジン』
もとても面白いので、おすすめである。
著者の上田さんが
メディア的にブレークするのは
時間の問題だと思う。
研究者としての上田さんの仕事は
例えば、下記論文。
Perception 2011 40 751 ' 756
Wobbling appearance of a face induced by doubled parts
Sayako Ueda, Akiyoshi Kitaoka, Tetsuo Suga
というわけで、
ブレーク必死!!
目を離すな!!!