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「性愛」格差論―萌えとモテの間で (中公新書ラクレ)
 
 

「性愛」格差論―萌えとモテの間で (中公新書ラクレ) [新書]

斎藤 環 , 酒井 順子
5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 735 通常配送無料 詳細
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「性愛」格差論―萌えとモテの間で (中公新書ラクレ) + 「負けた」教の信者たち - ニート・ひきこもり社会論 (中公新書ラクレ)
合計価格: ¥ 1,533

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

金があっても必ずしもモテない(!?)時代。格差は「金持ち/貧乏」「モテ/非モテ」「既婚/未婚」等と入り組む。趣味の「棲み分け」が進むなか、男女が番(つが)わない理由を徹底究明。

内容(「MARC」データベースより)

金があっても必ずしもモテない(!?)時代。格差は「金持ち/貧乏」「モテ/非モテ」「既婚/未婚」等と入り組む。趣味の「棲み分け」が進むなか、男女が番(つが)わない理由を徹底究明。

登録情報

  • 新書: 222ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2006/05)
  • ISBN-10: 4121502140
  • ISBN-13: 978-4121502148
  • 発売日: 2006/05
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.8 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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18 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 虎状
形式:新書
 他のレビュアーの指摘にもあるが、やはり斎藤氏ばかりが語っている印象がちょっとある。
「恋愛」格差というテーマをブチ上げ、「負け犬」「おたく」「ヤンキー」「腐女子」とラディカルにテーマを絞っているのを見た時、間違いなく面白いだろうと思って読んでみたのに何だかピントがずれている感が強いのは正直、酒井氏におたくやら腐女子やらに対する興味が全然ないからだろう。
 一方、斎藤氏もある意味で女性を持ち上げるのに忙しくて、本質を突き損ねている感もあると思う。酒井氏が「(負け犬たちも)「結婚しないと食べていけない」という危機感とともに、非婚化のペースが緩む可能性もあると思っています。」とかなりあけすけなことを言っているのに、女性にとって痛い話には持っていくことを恐れてか、酒井氏をおだてるばかりで話を拡げられなかったり。
 そういう意味では男と女の、おたくと負け犬の異文化交流失敗の例、異文化交流の難しさの例としては貴重な本とも言えるのだけれど、そのわりに「性愛は希望」みたいな結論を取ってつけてしまうのも危機感がなさ過ぎじゃ、という気もする。
 斎藤氏のことは嫌いではないのでこういう言い方はしたくないのだけど、そろそろ「オッチャンのお話をオンナノコがうんうん聞いている」対談を読むのは、正直飽きてきた。
このレビューは参考になりましたか?
22 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 藤崎健一 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
 オタク化する男性と他人に頼る必要が無くなった

(=一人で生計を立てられる)女性。

皆が皆、上記の様に変化した訳ではないが、或る

意味、それらに走れば or 成れれば「他者(特に

今回の場合は異性だ)」は不要であろう。

 では何故そうなったのか?

両者の間は何処が異なったのか?

逆に共通点は無いのか?

どうやったら両者とも変われるのか?

 上記の様な疑問をオタク側の代表=斎藤氏と

女性側の代表=酒井氏が対談形式で考え、綴った

のがこの本。

 その中身は、と言えば貶すほどでは無いが

かといって褒める点もそんなに多くない。

現状認識(それも著者の主観内の話だ)と仮定

(これも著者の経験と感覚に拠る)に基づく話

なのだ。

 確かに「こういう視点・考え方もあるな」という

参考にはなるだろう。

 ただ、前述したとおり主観に拠っている為、それが

何処まで信憑性を持つか?となった時、論としては

弱いと思わざるを得ないのだ。

(特に斎藤氏は何度も「一説には〜」という枕詞で

「○○が××」と述べるのだが、その論拠となる

データは殆ど示されて無い)

 その点、酒井氏の方は「自己体験」の範疇で

話を進めるのでその見解に「地に足が着いている」

感が有り、まだ理解も出来る。

 高所大局的な視点では無く、身近な視線で

異性間交流=恋愛だ、について考えてみたい

という御仁には・・・お薦め・・・かもしれない。
このレビューは参考になりましたか?
18 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By モチヅキ VINE™ メンバー
形式:新書
 1961年に生まれ、現代の若者の心性に詳しい、現在事実婚(通い婚)状態の精神科医と、『負け犬の遠吠え』(2003年)の著者である1966年生まれのエッセイスト(自身「負け犬」)が、経済中心の格差論に対抗するための足場として(上下の差に対する左右の差としてだが、それが成功しているか否かは不明)、「性愛」による「棲み分け」に注目し、2006年に刊行した数回にわたる対談(2005〜06年)の記録。1章(初出は『中央公論』)で「負け犬」(三十代以上、未婚ないし非婚、子ナシの女性)が、2章で「おたく」(ヴァーチャルな対象に没入する=萌える男女)が、3章で「ヤンキー(っぽいもの)」(厳密な定義は無いが、過剰な様式美をアピールする男女か)が、4章で「腐女子」(やおい愛好者の女性。これは「サブカル」の例か、「おたく」の例か?)が論じられる(それぞれ一定の棲み分けはしているが、すっぱりとは分けきれないものとされる)。数量データが出てこないわけではないが、基本的には気軽な対談であり、随所に鋭い見方が示され、また笑える。1990年代以降、判断基準が多様化し、「普通」が消滅し、若者に体験主義が通じず、絶望も希望も持てなくなりつつある(諦めとカーニヴァル化)という分析をもとに、著者達は結論として、男子は女子に学び(あえて近視眼的になり目先の日常生活を大事にする)、女子は自然体で生きること、あえてバカになることを恐れず、性愛に希望を託すことを主張する。全体的な構想の妥当性や斎藤のシステム論批判の是非はともかく、読んで楽しい本であることは確か。池袋の乙女カフェ(男装女性給仕喫茶店)にも要注目(笑)。
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