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「怖い絵」で人間を読む (生活人新書)
 
 

「怖い絵」で人間を読む (生活人新書) [新書]

中野 京子
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,155 通常配送無料 詳細
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「怖い絵」で人間を読む (生活人新書) + 名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 (光文社新書 366)
合計価格: ¥ 2,184

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商品の説明

内容紹介

名画は語る。人間って、怖い……
名匠ベラスケスの手による、一見かわいらしい王子の肖像画。
しかし、その絵が生まれた“時代の眼”で見ていくと、人間心理の奥底に眠る「恐怖」の側面が浮かび上がる。
悪意、呪縛、嫉妬、猜疑、傲慢、憤怒、淫欲、そして狂気……。カラー掲載の名画33点から見えてくる人間の本性とは??

内容(「BOOK」データベースより)

名匠ベラスケスの手による、スペイン・ハプスブルク家の王子の一見かわいらしい肖像画。しかし、その絵が生まれた“時代の眼”で見ていくと、人間心理の奥底に眠る「恐怖」の側面が浮かび上がる。悪意、呪縛、嫉妬、猜疑、傲慢、憤怒、淫欲、凌辱、そして狂気…。詳細な解説を付したカラー図版三十三点を読み解くことで見えてくる人間の本性とは―。

登録情報

  • 新書: 256ページ
  • 出版社: 日本放送出版協会 (2010/8/6)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4140883251
  • ISBN-13: 978-4140883259
  • 発売日: 2010/8/6
  • 商品の寸法: 17 x 11 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (21件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 40,497位 (本のベストセラーを見る)
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形式:新書|Amazonが確認した購入
 絵画の鑑賞は,潜入観念なしにその絵画と向き合い,それによって情感的な美を体験するものだとされてきたように思います。本書は,そのような考え方とは全く反対に,その絵画が描かれた歴史的な背景知識を駆使して,絵画の作者の意図をあぶり出し,そのことを通じて,作者が意図した精神的な美を読者に追体験させるという,新しい絵画の鑑賞法へと読者を誘うものとなっています。
 本書の最大の特色は,紹介されているすべての絵画について,ポイントとなる箇所に矢印(→)がつけられ,絵画の枠外に鑑賞のポイントが簡潔に記されていることです。この矢印(→)を使ったポイントと解説のおかげで,読者は,本文の解説と相まって,その絵画に隠された「人間の怖さ」と,「作品のすばらしさ」を堪能することができるようになっています。
 初めての人には見落とされがちな絵画鑑賞のポイントを的確に指摘してくれる「矢印による解説」は,非常に魅力的な試みです。私のように,すでにNHKの迷宮美術館シリーズや,中野京子さんの怖い絵シリーズ,名画で読み解くハプスブルク家12の物語を読んだ者であっても,新たな視点と,新たな体系で名作の数々を楽しむことができました。
 ロゴス(歴史的な専門知識)に基づいて,パトス(人間の感情)という精神世界を新しい手法で解説する本書は,これからの絵画鑑賞のあるべき姿を示すものとして,高く評価されるべきだと思います。
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
教育テレビで放送した番組のテキストに加筆されたもの。
「怖い絵」シリーズをコンパクトにまとめた感じで、読みやすいです。
電車の中でも読める大きさ重さがいいですね。
絵画に込められた人間の思想や個人的思い、さらには運命も読みとれます。
やっぱり、絵画鑑賞には予備知識も必要ですよね。
(映画やドラマもだけど。)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 知求
形式:新書
19世紀以前の絵画は「見て感じる」より、「読む」のが先であるというコン
セプトのもとに書かれた書。その理由は、1枚の絵画にはその時代特有の常識
や文化、歴史、隠されたシンボルなどが存在しているから、とされている。そ
れ故、本書はこのような絵画の背景を説明していくというスタンスをとってい
る。そして、それらを説明するために選んだ視点が「怖さ」ということであっ
た。

内容は大まかに、歴史画、神話的作品、風景画、歴史画、観念的作品、宗教画
と続く。最初の歴史画ではハプスブルク家についての作品が、次の神話的作品
ではローマ神話についての作品などが扱われている。また、続く歴史画ではロ
シアの歴史について触れ、最後の宗教画では様々な磔刑図について説明してい
る。

個人的に面白かったのは、ハプスブルク家についての章(運命、呪縛、憎悪)
と、ロシアの歴史についての章(憤怒)、さらに、磔刑図についての章(救済
)であった。理由は、著者の歴史の説明が面白かったからです(笑)。絵とは
少々離れてしまっているが、読者を夢中にさせるような内容を選ぶのが非常に
上手いと感じた。専門的になりすぎず、かつ、幼稚にもならないという絶妙の
ラインが保たれている。また、説明も非常に分かりやすい。歴史が生きている
ような感覚を、読んでいて受けた。

絵画として印象に残ったのは、「我が子を喰らうサトゥルヌス(ゴヤ)」、「
イワン雷帝とその息子」であった。この2枚は確かに怖かった(背景的にも、
ヴィジュアル的にも)。まあ、全体的に不気味な絵画が多いんですが、この2
枚は特に。よろしければ、見てみて下さい。

というわけで、評価は☆5つ。美しい絵画を楽しみながら、様々な知識が身に
付く良書と言える。風景画などの章(喪失)が個人的には退屈でしたが、まあ、
これは好みの問題かなと思います。色々なものを詰め込んでいるので、人それ
ぞれ好きな章と退屈な章が出てくるのは自然でしょう。ただ、それでも評価が
落ちるということはなく、私としては、中野氏の他の書物も読んでみたいとい
う感情に駆られています。最後に、本書を絵画に興味があるという方に広くお
勧めします。
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投稿日: 7か月前 投稿者: SaKz
怖い絵よりも解説が長く読ませる本で、中級向け
内容や趣向は「怖い絵」と同じなのですが、元がNHKの番組ということもあり、非常に練りこまれたつくりになっています。読み物としてじっくり読ませるので楽しめました。「... 続きを読む
投稿日: 7か月前 投稿者: maui
絵に込められた物語
筆者の持ち味は、独特ながら読みやすい語り口と、
歴史や絵画に込められた物語を読み解くことだと思います。... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: osoba
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絵画を味わいながら深く観賞出来る本。 0 2011/12/28
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