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「帝国以後」と日本の選択
 
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「帝国以後」と日本の選択 [単行本]

エマニュエル トッド , Emmanuel Todd
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

世界的大ベストセラー『帝国以後』の著者と日本の気鋭の論者が問う!「核武装」か?「米の保護領」か?世界の守護者どころか、その破壊者となった米国からの自立を強く促す『帝国以後』。「米国の問題はその強さよりむしろその弱さにある」という「反米」とは似て非なる、このアメリカ論を日本はいかに受け止めるか?北朝鮮問題、核問題が騒がれる今日、むしろその根源たる日本の対米従属を正面から問う。

内容(「MARC」データベースより)

「米国の問題はその強さよりむしろその弱さにある」という、「反米」とは似て非なるこのアメリカ論を日本はいかに受け止めるか? 北朝鮮問題、核問題が騒がれる今日、むしろその根源たる日本の対米従属を正面から問う!

登録情報

  • 単行本: 338ページ
  • 出版社: 藤原書店 (2006/12)
  • ISBN-10: 4894345528
  • ISBN-13: 978-4894345522
  • 発売日: 2006/12
  • 商品の寸法: 18.6 x 12.6 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
以前、「帝国以後」を読み「パックス・アメリカーナ」への異議申立に驚愕した。本書は米国のイラク侵略を米国支配体制崩壊の萌芽と斬り込む。また既にEUが米国に拮抗する勢力に成長したと同様、東アジアでも日中が独仏の相似形を形成すれば米国から日本も脱却可能と示唆する。これを受け榊原外の論客も自主独立の道を探る努力を語る。然し論客達にも明快な答えは無い。頼りになる保護者と気まぐれで身勝手なならず者といった米国の二面性をアフガンやイラクの民衆よりずっと以前から知っているからだ。それほど長く占領が続いていることを改めて認識する。読みやすく、内容は多岐にわたり、現在の政治状況、日本の進むべき方向を真剣に考えさせる。エマニュエル・トッドの名を借りた「日本の自主独立」をテーマにした愛国本とも言えよう。藤原書店は21世紀の岩波書店。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By smna
形式:単行本
簡単に言うと、「『帝国以後』についての、著者及び日本人識者によるレビュー」であり、新規事項が沢山盛り込まれた新しい著書とは決して言えない。「帝国以後」はかなり前に読んだが、
-アメリカの今の力は、ソ連の崩壊・ロシアの国際的均衡力喪失により、相対的に大きくなっただけ。
-アメリカは軍事的に腕を振り回す傾向があるが、アメリカにとってよりよい方策は、再び生産性を取り戻すべく、産業の立て直しと技術革新に邁進すべき
-アメリカとの付き合い方を勉強するならドイツが一番!
-真の強国の心臓部には経済的な覇権があるはずで、今の米国にはこれを失いつつある。金融フローの上に立つ米国は、新世界から発掘した金(きん)を保有していても実体経済・生産的な経済が破たんしていたかつてのスペインと同様。
-フランス人のロジックでは、「核は軍国主義の『表現』ではない。」
-今の中国を中国文明と同一に見てはならないことは、今のローマ(イタリア)・ギリシャがローマ文明・ギリシャ文明と同一視してはいけないことに同じ。
などのトッドの発言には気をひかれた。
また日本人識者の意見にも、
-次の3つの条件をクリア出来ない限り対米従属回避は無理:1米国に代わるパートナーがいる。2そのパートナーと集団安保体制を組めるか運命共同体へ踏み込める。3核への依存はしながら米国と切れる。
-リアリズムの前提は、1世界がアナーキーであること、2アメリカは統一されていて合理的であること、3ゲーム論的に未来を確率で捉えられること。
-吉田元首相も「寄らば大樹の陰」と側近には言っていた。現実主義者だったと言える。(?)
-自民党の憲法草案冒頭で「国民主権と民主主義を守る」ってあるが、「国民の主権」=「民主」なのだから、重複文でありおかしい。
-アフリカと違いアジアは破たん国会といっても主権意識が強く、自然災害や政権交代等がないと国際社会の介入はできない。
のようなところには気付きがあった。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
国益優先、世界の警察と自負していたアメリカの崩壊と基軸通貨としてのドルの信用が失墜したことにより、アメリカ一極化は消滅し、ややアメリカがリードする多極化か、無極化か、あるいはアメリカ、ヨーロッパ、アジア中心の3ブロックになると予想しているがどのように展開していくのだろうか。帝国の資質に欠けるアメリカは2050年前後には存在しないだろうと予想している、アメリカに代わる帝国が出現するのだろうか。グローバリゼイション化でアメリカの貿易赤字が慢性的になるにつれ、片方に赤字が増え、片方に黒字が増える依存関係が確立してしまった。が何故アメリカだけが双子の赤字でも問題にならないか不思議であった。今回やはりアメリカのサブプライ問題に端を発して、100年に一度の金融危機を招いてしまった。国家も個人と同様借金漬けの生活を続けていれば何時かは破綻することがわかった。
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