この本のなかで、今まで、どこにも書かれていないと思ったのは、日本の本来の呼吸、それと日本文化の特殊性の原因についての部分でした。
日本の本来の呼吸は、吸うときも吐くときも腹を膨らませていたそうです。
それにより瞬間的に大量の息が吸える。身体が一切動かない。それが日本の文化に大きな影響を与え、そのオリジナリティーを育んだということで、姿勢、呼吸と日本文化の関わりの例として美術、音楽について多くのページが割かれています。
身体が動かないために、焦点の移動のデジタルな動きが可能となり、それが日本美術に及ぼす影響について。
もうひとつは、倍音が日本の音楽、音響に及ぼす影響について。
今まで日本の文化について不思議だと思ってきたことが、ああそうなんだ、と納得。謎解きされて行きます。
姿勢、呼吸、日本文化に興味があるなら、一読、オススメ!