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本書は少々時代の違いを感じる部分もあるが、しかし著者の主張は根本的な人間としてのあり方そのものなので、察すれば今失われている大事なものに気づく切欠となるのではないか。
何か意にそぐわぬ事があれば、何事も自分以外のものに原因を求めがちであるが、夫婦であれば相手が自分の鏡であり、親であれば子供自身が親の鏡である。全ての事象の起因を自分自身に立ち戻れば、物事の考え方も、その後の展開も良い方向に変わるのである。やはり父親は“父親らしく”、母親は“母親らしく”振る舞い、子供を“子供らしく”育て、そして強烈に家族の絆を感じたいものだ。そんな家族が増えれば健全な大人で社会が構成され、国家(国としての家族)も正常化に向かうだろう。
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