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「婚活」現象の社会学 日本の配偶者選択のいま
 
 

「婚活」現象の社会学 日本の配偶者選択のいま [単行本]

山田 昌弘
5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

日本の配偶者選択のいま

恋愛結婚はもはや消滅しかかっている――いまや社会現象となった「婚活」の裏側で何が起きているのか?
 格差時代における若者の意識と結婚行動の実態を家族社会学の立場から分析。

「婚活ブームの裏側」「若者の交際と結婚活動」「結婚仲人から見た婚活」
「自治体による結婚支援事業」「米国社会から見た婚活」などをテーマに専門家らが分析・検証する。

内容(「BOOK」データベースより)

「婚活ブーム」の裏側で何が起きているのか!?格差時代における若者の意識と結婚行動の実態。

登録情報

  • 単行本: 249ページ
  • 出版社: 東洋経済新報社 (2010/6/11)
  • ISBN-10: 4492223037
  • ISBN-13: 978-4492223031
  • 発売日: 2010/6/11
  • 商品の寸法: 19.2 x 13 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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21 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
婚活ブームのきっかけをつくった山田先生編著の最新刊です。
婚活は決して合コンのことではないし、年収600万円以上の独身男性を探す努力でもないとおっしゃいます。
本書の一貫した主張は、
年収があり安定した生活を約束してくれる男性は数が少ないので、そういう男性を探し出して結婚しようとする努力をするよりも、年収400万円の男性と普通に結婚して、女性が結婚後も働いて年収200万円稼げばいいという現実的な提案です。
保育所を作っても、お見合いパーティーを行政が開催しても、経済力のある未婚男性の数が少なければ、マクロでは婚姻数は増えない点を強調していらっしゃいます。
まさに、的を得た指摘です。
婚活する前に、読んでいれば、結婚が早まるのだろうと思いました。
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
本書は「希望格差社会」、「パラサイト・シングル」などで知られ、

現在は中央大学教授である編者が中心となり、

「婚活」を社会学の見地から分析する著作です。

編者が「婚活」という言葉で言い表そうとしたことの説明に始まり、

新聞や週刊誌における「婚活」の取上げられ方の変化

日本と欧米・中国におけるデートや結婚に対する意識の違いなど

婚活にまつわる様々な事象の紹介と、それに対する鋭い分析がなされます。

実際に行われている婚活の具体的な内容や

年配の男性に多く見受けられる「恋愛至上主義」

仲人へのインタビューなどとても興味深かったのですが

とりわけ印象的だったのは、

婚活という言葉が「高収入男性をゲットする勧め」と誤解され

結婚情報産業への依存を強めることになったことへの、編者の当惑です。

茫漠とした婚活現象について知るとともに

社会学という方法についても知ることができる本書

社会学に興味がある方に限らず、多くの方にオススメしたい著作です。
このレビューは参考になりましたか?
8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 藤崎健一 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
 「婚活」という言葉を一気に世の中に広めた編著者による「婚活」ブームがもたらしたものに
ついて社会学の面(=世の中の仕組み・流れ)から捉えた一冊。
文章は読みやすく、値段も控えめですが、専門書の体裁です。

 山田先生が筆を取った部分は、既に御自身の他の著書で述べてきた点の繰り返しなので特に
目新しいものは有りません。
強いて挙げれば『婚活』という言葉の本意=旧来のシステムが崩壊したから出会いが少なく
なっている。だから自分から動かないとだめ。女性に対しては男性によりかかるのはNG。
共働きなら相手の収入が少し安くても、十分やりくりできるのだから…が、女性による好条件の
男性(年収600万円以上、但し、これは未婚男性の3.6%しかいない)を求める競争になって
しまった…と。

 それ以外の論考は単品では−つまり言いかえれば商品(情報の価値だ)−私は正直弱い感を
受けました。対価に見合うのは…兵庫県の取り組みを紹介した第4章(これも掘り下げは弱い。
誌幅の都合も有るだろうが)、恋愛至上主義=ロマンチック・ラブの崩壊を説いた第5章
(「何時か王子様が」から、よりより生活ができる可能性を得るための生存競争になったと。
但し、高収入を追う女性の姿は自体は目新しい情報では無い)に、山田先生とともに「婚活」を
世に広めた白河氏による「婚活」ブームの検証を行った第6章ぐらいかな、と。

 「婚活」という言葉の登場は、或る意味、人生のパートナー探しを堂々と出来るようにしました。
これはこの言葉(ブーム)の最大の功績だと思います。しかし、それ故に反動が大きかったのも事実。

 それがもたらした結果(活動自体は続いているし、言葉にも勢いがあるので現在進行形ですが)を
俯瞰するにはお手頃な一冊だと考えます。何よりサクッと読めるのが時間のない人にはありがたいです。
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