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5つ星のうち 5.0
逆演算思考のススメ,
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レビュー対象商品: 「失敗学」事件簿 あの失敗から何を学ぶか (単行本)
失敗学の創始者、畑村洋太郎氏による事例分析である。JR西日本福知山線の脱線事故、みずほ証券の誤発注、三菱自動車のリコール隠し、 雪印乳業の食中毒事件、六本木ヒルズの回転ドア事故などなど、 耳目に新しい事件、事故を多数取り上げていて、そこがまず大変興味深い。 畑村氏は、失敗の原因は3つに大別できる、という。 ・不注意や判断ミスなど、個人に責任があるもの ・経営トップの戦略ミスや組織運営不良に起因するもの ・行政、政治の怠慢や価値観の変化など社会システムとの不適合によるもの しかしほとんどの場合、原因は複合的である。 個人がミスを繰り返す場合、その背景には組織運営上の問題が必ず潜んでいる、という。 だから大切なのは失敗の原因をとことんまで究明すること、 失敗から学び二度と繰り返さないこと、そして過去の失敗を忘れないこと、である。 また失敗を未然に防ぐ有効な手立てとして「逆演算思考」を提唱している。 「うまくゆく方法を精緻に作り上げる順方向の考えでは、必ず抜けがでる。 失敗を防ぐためには、まず具体的な失敗を仮定し、それに至る道筋を逆 にたどる逆方向の考えをする以外に方法はない。」p121 非常に示唆に富む考え方である。 失敗学は全ての企業が真剣に取り組むべき課題であろう。 座右において戒めとしたい一冊である。
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5つ星のうち 4.0
問題解決の基本として,
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レビュー対象商品: 「失敗学」事件簿 あの失敗から何を学ぶか (単行本)
「事件簿」と銘打ち、社会的問題となった事故をたくさん取り上げて、分かりやすいものとなっている。仕事の現場を顧みても、毎日、毎年が失敗の連続である。 そんな中で、失敗が活かされているかといえば、逆に同じような失敗を繰り返してなにも前進してない、ということが多くはないだろうか。 最近はマネジメントシステムをとりいれる組織も多く、PDCAという言葉は知れ渡っているが、継続的に改善が進んでいることはまれである。 それは失敗、あるいは未達成の原因究明をとことん突き詰めず、不十分なままの原因特定で、形だけの再発防止処置に終始しているからではないか。 本書にあるように、「失敗をしゃぶりつくす」姿勢で臨めば、一時の失敗は「成功の母」になるのかもしれない。 個人の不注意→マネジメントの欠陥→会社の体質→行政の怠慢→社会システムの不適合・・・・・など、失敗の原因に階層性があり、また、人間は失敗するものという前提で考えれば、改善の糸口はもう少しつかみやすくなるのではないか。 本書にあげられた事例は、メカニカルな事故が中心だが、マネジメントの失敗、政治の失敗など、様々な分野で分析してみても面白いと思う。 そういった意味では、巻末対談として、セブン&アイ・ホールディングス会長の鈴木敏文会長との対談もおもしろかった。 業種はちがっても、問題解決の方法は基本的に同じなのだ。
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5つ星のうち 5.0
踏切で自動車が止まってしまたらどうしますか,
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レビュー対象商品: 「失敗学」事件簿 あの失敗から何を学ぶか (単行本)
踏切で車がエンストして止まってしまったときは、あなたはどうしますか?踏切に設置してある、非常ボタンを押すだけでなく、発煙筒を焚いて、大きな 声を出しながら、電車に向かって走り、ぐるぐる手を回して「止まれ、止まれ」 と叫ばなければならないのです。 もし、非常ボタンが壊れていたときは、電車が止まらないので、発煙筒まで 焚く必要があるのです。 万が一安全装置が働かなかった時の事を考えて日頃活動する必要がある のです。 危機管理を学ぶときに必ず読んだ方がいい一冊です。
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