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「坂の上の雲」に隠された歴史の真実―明治と昭和の虚像と実像
 
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「坂の上の雲」に隠された歴史の真実―明治と昭和の虚像と実像 [単行本]

福井 雄三
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

司馬遼太郎さんの国民的名著『坂の上の雲』。日本人に勇気を与えれくれた「司馬史観」。でもここに大きな思い違いがありませんか。歴史の虚像と実像を知ることで近代日本を再検証する。<内容、章立て>第1章・『坂の上の雲』にいまわたしたち日本人が問いかけなければならないもの……歴史書としての視点からの再検討が必要ではないだろうか。第2章・『坂の上の雲』に描かれた旅順攻防戦の虚像と実像。はたして史実はどこにあったのか……旅順要塞攻撃を世界史的視野から鳥瞰すれば、乃木ほそんなに無能な将軍なのだろうか。第3章・ユダヤ人大虐殺と『坂の上の雲』。どんなつながりがあるかおわかりだろうか……一見何のつながりもないように見えるが、歴史の虚構が虐殺の悲劇を生んだのである。第4章・ノモンハン事件。司馬氏が果たせなかったライフワーク。この戦いの光と陰がいま逆転した……ノモンハンは完敗といわれているが、ソ連崩壊後の秘密文書の公開でどうやら勝ちは日本のほうに傾きつつある。第5章・戦後の日本人の精神構造や国家像。「司馬史観」とそれはどう結びついているのか……明治はよかったが〓昭和はダメな時代になったのか。司馬史観の功罪を検証する。

内容(「BOOK」データベースより)

司馬遼太郎さん、名著をありがとう。でも、思い違いがありませんか。日露戦争、ノモンハン事件などを通して日本の近代を問い直す大胆な歴史書。

登録情報

  • 単行本: 223ページ
  • 出版社: 主婦の友インフォス情報社 (2004/10/1)
  • ISBN-10: 4072440507
  • ISBN-13: 978-4072440506
  • 発売日: 2004/10/1
  • 商品の寸法: 19 x 13 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 183,666位 (本のベストセラーを見る)
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19 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 宣長さん トップ50レビュアー
形式:単行本
 明治以降、日本が戦った戦争を、曇りない目で根本から総括し直すことが大切であるとする著者は「目が覚めるような歴史の見方を提示したい」と言う。

 司馬史観で描かれた『坂の上の雲』を本書はどう評価しているかを見てみよう。

 旅順攻撃の誤りを乃木将軍の戦術に責任転嫁するのは、牽強付会というものであるとする。乃木の精神的な資質に対して評価しておらず、司馬は「むしろ軽蔑と揶揄の対象としている」と著者はみなしている。「一兵卒に至るまで奮い立たせた」のが乃木の器量であったと肩を持つ著者である。この小説の旅順攻防戦のくだりで、児玉源太郎にしみじみと吐かせている「乃木は専門家に呑まれとったのじゃ」という台詞は、作者の想像であり、そういう虚像と実像とは区別しなければならないと著者は言う。

 また、昭和の破滅の原因を陸軍のエリート軍人に帰するものとする。あの時代を体感した人間にとって、権威の否定に傾くのは当然であろう。「明治はよかったが、昭和になってだめになった」と司馬のよく口にした言葉がある。著者は、東京裁判史観の呪いから自由になることが第一であると言っている。一つの史観のみにとらわれず、著者に言わせると「曇りない目」でもう一度自らの国の歴史を「巨視的に」とらえようではないかと訴えている。

 著者は「歴史の真実」を重んずるあまり、文学の「虚実のはざまにある真実」を二義的に見ている節がある(雅)
このレビューは参考になりましたか?
26 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By daru
形式:文庫
論理的に「坂の上の雲」の記述の正否を検証している本かと思って購入してみたけれど、見事に期待を裏切られた。

本書のほとんどは、「坂の上の雲」と関係のない話題で、肝心の「坂の上の雲」に関する批判も、「乃木将軍は愚将じゃない」程度のことをくどくどと述べているに過ぎない。「坂の上の雲」での乃木さんは、"精神的な統率者としての役割は果たしていたが、補佐に恵まれなかった"という評価で、特に愚将扱いされていたとは感じなかったけど。三島由紀夫が延々と引用されているくだりに至っては、ちょっとウンザリ。

全く悪い本でもないけれど、題名のつけ方がヒドすぎるなぁ、と感じました。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
私も学生のころ「坂の上の雲」「ノモンハンの夏」を読んで感銘を受けた人間です。
すべての元凶は日本軍のエリート参報本部の頑迷と暴走にあると思っていましたが、この本を読んで、今までと違った視点で歴史が見れるようになった気がします。

この本の内容は決して司馬遼太郎批判ではありません。
私はこの本で、司馬遼太郎を読んで歴史が分かった気になっていた、浅はかな自分自身の「勘違い」に気付かされました。
司馬遼太郎が好きな方は是非読んでみてください。
もっと歴史が好きになると思いますよ。
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さほど目くじら立てる程のことでもないのでは?
「隠された歴史の真実」というので、どんなことが書かれてるのかと思ったら、
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投稿日: 19か月前 投稿者: SlapShot
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投稿日: 2010/5/5 投稿者: nibosubosi
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投稿日: 2010/3/5 投稿者: ロバクン
はっきり言って「隠された歴史の真実」はないです
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投稿日: 2008/11/1 投稿者: 浪速のスライサー
あまりにもタイトルが不適切
本書のタイトルでは、「坂の上の雲」の内容が史実とどのように異なる
のかという、資料に裏付けられた議論が展開されることを期待させてしまいます。... 続きを読む
投稿日: 2008/9/20 投稿者: Agnus
「坂の上の雲」を小説として読む直す為のガイドブック
「坂の上の雲」に書かれたことを全て歴史的事実として無条件に受け止めることの危険性を、旅順、ノモンハンの史実と突き合わせることで指摘し、多分に小説的創作が入っている... 続きを読む
投稿日: 2007/12/30 投稿者: 夏大陸
日本人必読の名著
司馬遼太郎の「坂の上の雲」はたいへん気持ちの良い小説であるが、その史実の捉え方には問題があるという点から入り、戦後の日本人の歴史観の欠陥をあざやかに指し示した名著... 続きを読む
投稿日: 2005/6/11 投稿者: wonton
歴史の再認識
歴史を事実として捉えることのできる本です。... 続きを読む
投稿日: 2004/10/22
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