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「地震予知」はウソだらけ (講談社文庫)
 
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「地震予知」はウソだらけ (講談社文庫) [文庫]

島村 英紀
5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

発生確率は1%以内だった阪神大震災。  「10年以内に10~20%の確率で地震が起こる」という場所に大地震が起きたら、地震予知は「当たり」。こうやって、地震予知の実績は偽装されているのです。

内容(「BOOK」データベースより)

地震予知がはじまって40年余。莫大な予算を使いながら、いまだかつて一度も予知に成功していない。しかも、予知開始時に「およそ現実的ではない」とされた巨大地震が、「起きる可能性は低い」とされた場所に起き、原発集中地域を襲っている。予知における役人と学者の予算獲得競争から国際的な評価までを解説。

登録情報

  • 文庫: 392ページ
  • 出版社: 講談社 (2008/11/14)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 406276170X
  • ISBN-13: 978-4062761703
  • 発売日: 2008/11/14
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By これでいいのだ トップ500レビュアー
形式:文庫
 地震研究の大ベテランによる、分かりやすい解説書。著者自身の経験(同じ講談社文庫の「私はなぜ逮捕され、そこで何を見たか」に詳しい)の反映か、若干くせのある部分も残るとはいえ、全体としては日本の地震研究の歴史を踏まえつつ、地震予知の難しさ、そして一面での不毛・無駄・強引さを突いていて、なかなかに面白く読めた。気象庁などが発表する地震発生の「確率」の受け止め方、活断層やプレスリップの評価の仕方など、教えられるところは、見込んだよりも大。承知していたはずの「自然現象としての地震と、被害が社会的に拡大する震災」の違いが腑に落ちる形で納得できたのも、収穫だった。

 省庁の縄張り意識や学閥がもたらす弊害は、他のジャンルにおいても実際に間違いなく存在するもので、本書に散見されるそれも別にタメにする記述とは言いがたい。それよりも、ここ数十年の日本の地震予知研究を水面下で動かしている変なバイアスを、OBなればこその視点で批判している点は、ある意味、勇気ある試みだ、と思う。共同通信編集委員の解説も秀逸。惜しむらくは、タイトルの「ウソだらけ」。本文にはウソではない地震予知に関わる記述もたくさん出てくるのだから「ウソだらけ」はやり過ぎ。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Kana
形式:文庫
かつて地震予知は期待される「科学」だったが,しぼんでしまった. この本はそれがなぜ科学として成功しなかったかをおしえてくれるとともに,政治的にはいまだに予知が可能とかんがえられていたときの体制がいまだにくずされていない理由やしくみをあばいている. 原発に関しても地震で被害が生じる危険を指摘している. しかし,津波に関して言及している部分はあるものの,ほとんど揺れだけに注目している. 地震予知をめぐる科学と政治それぞれ,そして両者のかかわりについて,もっともするどく書かれた本だとおもう.
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7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Gori トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
地震学者の世界では自己顕示欲と名誉欲と金銭欲が、
背広を着て大手を振って歩いているところで、
暑中いろんなところで小競り合いや喧嘩が行われている
ということだけは本書を読んでよくわかった。
地震学者は深くて暗くて何も見えない海溝に棲む魑魅魍魎。
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