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「国力」会議
 
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「国力」会議 [単行本]

麻生 太郎 , 石破 茂 , 平沼 赳夫 , 与謝野 馨 , 浜田 和幸
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,680 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

うろたえるな、日本人!

次期首相に最も近い男たちが語り尽くした「日本のシークレット・パワー」とは!
●労働は美徳、仕事が生き甲斐。『古事記』以来のこの考え方こそ、日本の力の源だ(麻生)
●「海軍」がものを言わないことによって、この国は一度滅んでいる(石破)
●「アメリカン・スタンダードは善」とした大いなる錯覚(平沼)
●21世紀、日本が「新しいメイド・イン・ジャパン」の神話を創り出すために必要なこと(与謝野)

日本の「国力」、「国柄」、そして「国家100年の計」とは(本書の内容)
●イージス艦事件、もし「麻生首相」なら、いかに対処したか
●「平沼新党」の行方と、第三勢力としての「健全な保守」
●対米でも対中国でも機能しない外務省の実態
●戦後、「軍とは何か」に向き合わずにきた日本人
●政治家に必要なもの、それは「判断力」だけだ
●一級の日本人でなければ、一級のインターナショナルな人間にはなれない

内容(「BOOK」データベースより)

イージス艦事件、もし「麻生首相」なら、いかに対処したか。「平沼新党」の行方と、第三勢力としての「健全な保守」。対米でも対中国でも機能しない外務省の実態。戦後、「軍とは何か」に向き合わずにきた日本人。政治家に必要なもの、それは「判断力」だけだ。一級の日本人でなければ、一級のインターナショナルな人間にはなれない。日本の「国力」、「国柄」、そして「国家100年の計」とは。次期首相に最も近い男たちが語り尽くした「日本のシークレット・パワー」。

登録情報

  • 単行本: 240ページ
  • 出版社: 祥伝社 (2008/4/22)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4396613075
  • ISBN-13: 978-4396613075
  • 発売日: 2008/4/22
  • 商品の寸法: 19.2 x 13 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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49 人中、47人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 弘樹
形式:単行本
本書は国際政治経済学者の浜田和幸氏をホストに、麻生太郎・石破茂・平沼赳夫・与謝野馨(敬称略)らに質問をぶつけ、それに彼らが答えていくという構成になっています。

まず最大の不満点として「会議」と銘打ってはあるものの、この四者による「討論」にはなっていないことがあります。

この書はあくまでも浜田氏が個々に対して質問をして、それについて質問をされた人のみが答えているので、同じ質問に各人の意見が聞けるというわけではありません。

よって四者による「カンカンガクガク」の議論の応酬を期待すると裏切られます。

ともあれ、各氏の日本や政治に対する熱い想いは強く伝わってきて感銘を受けました。

なにより現役閣僚を始めとした、前自民党幹事長、元経済産業大臣、前官房長官などそうそうたる顔ぶれの考えが聞けるというのは、現在の日本を考える上でとてもオトクな一冊と言えるのではないでしょうか。

麻生太郎氏は主に日本の治安の良さを始めとした「日本の得意な分野を伸ばそう」と語ります。

石破氏は「軍事」についてもっと議論をしよう、組織を良くするのならトップがコロコロ替わるのは良くない、と一貫して語ります。

与謝野氏は「多数派を善」とする日本の国民性に警鐘を鳴らします。

そして一番印象的だったのが平沼氏の米国・中国に対する外交話です。

拉致議連会長でもある平沼氏が訪米して米議員やヒル国務次官補と会談した際、日本の主張をはっきりと伝えたところ、議員からは良い返答があったものの、ヒル国務次官補は口を閉ざし、なんと「役人である自分の上にライス国務長官が、チェイニー副大統領がいて、ブッシュ大統領がいます。最終的にはブッシュが決めることで、自分には権限がない」と言い、自らの意見は一切言わなかったそうです。

また中国との貿易摩擦が発生して当時経済産業大臣だった平沼氏が訪中した際、中国側の不手際に対して席を立って帰国してしまったそうです。

そうしたら再び訪中した際の中国側の態度が一変して良くなったというのです。

平沼氏は「外交のベースは毅然とした態度にあります。主張すべきことは、おもねることなく主張する」と語ります。

当たり前のことですが、なかなかそれが出来ない日本の政治家の方々を見ていると平沼氏の一連の言動には頼もしさを覚えました。
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21 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By blackstar トップ1000レビュアー
形式:単行本
 「民主主義」は原則多数決で意志決定することになっている。これはある意味公平なように見えるが、熱狂に浮かされたり、数の論理で強引に押し切られることもありうる。歴史上の例で言うと、帝政を廃止した民主主義的な憲法下でヒトラー政権は誕生した。ヒトラーは選挙を通じて民意で選ばれたのだ。

 本書の中で言うと、平沼議員が郵政民営化に反対した時の話が正に「数の論理」であった。通常の会議体で突っ込んだ議論をするべきところを、いきなり多数決で採決してしまう。そしてシナリオを書いたのはアメリカであり、日米交渉の席にアメリカの保険会社(AIUではないかと示唆)社長が同席している。日本人のカネをアメリカに渡すために行われた事は明白である。

 平沼議員、与謝野議員、麻生議員とも、日本が米中のパワーバランスの中で、どのように独立国として生き残っていくか、それぞれ真剣に持論を展開している(個別のインタヴューであり、4人の座談会ではない)。また麻生議員は持ち前の明るいキャラクターともあいまって日本のソフトパワーに着目している。平均を伸ばすのではなく、個性を伸ばす考え方だ。石破議員は、「UFO談義」や「軍事オタク」の奇人的側面が面白おかしく取り上げられることも多いが、実は「有事」「法律」を真剣に考えた上での冷静な発言が多い。いざという時はアメリカに頼ればいいという態度では、必ずツケがくるのである。

 4人とも保守の政治家であり、「ブレない」政治信条を旨としているようである。与謝野議員が危惧するように、日本人は熱狂に流されやすい(山本七平の「空気の研究」に明らかだ)。彼もまた、単純な多数決には「そうかな?」と疑問を投げかける政治家の一人である。
 真の「国益」を考える政治家・官僚が求められている。

 バラエティ的番組ではわからない、政治の現在を考える入門の一冊である。

 PS このうち3人が自民党総裁選に名乗りをあげたのは興味深い。
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16 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
今や、政治は停滞し、その悪影響が我々の生活にはっきり表れてきた。このことは我々に政治の大切さ、我々が立ち上がれば政治は変えることが出来るチャンスと考えられる。

この本に登場する政治家たちの論を読むと、日本はまだ世界に誇るべき民族であることがわかる。

平沼氏の中国外交に対する姿勢、毅然とした態度のみが、相手と独立国家としての相互に話し合いが出来ることなど、この書で初めて知った。決して日本のマスコミはこのようなことを報道しない。目先の問題への対応ばかりを問題にし、それらしか報道していない。

今こそこの国のあり方を明確に示すべき政治家の活躍や、世論の力が必要なときである。
ここに登場する政治家たちは、明確な軸を持っていることが分った。彼らの力に期待したい。また、それは我々有権者の政治や世論をしっかり判断する義務があり、そしてそれを選挙という権利で行使しなければならない。無知・無関心が最大の敵であることを再認識させられた。
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