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「同和利権の真相」の深層―何がリアルや!
 
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「同和利権の真相」の深層―何がリアルや! [単行本]

宮崎 学 , 解放出版社
5つ星のうち 2.0  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

同和対策に関わる特別措置法終了の2002年3月に照準をあわせるかのように「同和利権の真相」を出版、続けて2弾、3弾と柳の下のドジョウをねらう『宝島Real』の逆差別意識に迎合した悪辣な商業主義へ反論を開始する。

登録情報

  • 単行本: 207ページ
  • 出版社: 解放出版社 (2003/12)
  • ISBN-10: 4759210229
  • ISBN-13: 978-4759210224
  • 発売日: 2003/12
  • 商品の寸法: 20.8 x 14.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.0  レビューをすべて見る (9件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
本書は、『同和利権の真相』シリーズに正面から反論したという本とのことだったので、期待して読んだが、実際のところこの本にはほとんど具体的な反論がなされていない。呉智英氏のテーマから大幅に脱線した自説披露を除けば、「部落問題に対する認識が足りない」とか「批判者は差別者である」というレッテル張りに終始して、一目で「逃げてる」とわかるような代物だった。

仮に、彼らの言う通り『同和利権の真相』シリーズの著者グループが部落民に対する憎悪・差別感情からこの本を書いたとしよう。しかし、それでも「同和行政の中で、利権あさりや暴力はあったかどうか、あったとすればどのように対処してきたか」という論点とは直接関係ない。『真相』シリーズの批判が「デマ」だとすればどこがどのようにデタラメか、具体的に反証すればいいのだ。

もし本当にデタラメだらけの差別キャンペーンであれば、「ここは事実に反する」という指摘だけで否定できる。本書における「差別者」のレッテル張りの多用は、実際にはそれができないものだから、代償行為としてイメージ操作戦略に出たというだけのことだろう。

その中で、見開き2ページを使って『真相2』における写真のキャプションミスを取り上げ、鬼の首を取ったように厳しく批判していたのが目を引いた。しかし、これは先に出された部落解放同盟の「『同和利権の真相』への見解」で指摘された直後に、著者本人も認めて増刷分や文庫版からは削除しているので、もはや批判としての効力を持たなくなっているのが残念だ。

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120 人中、112人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By tosainu
形式:単行本
解同が「同和利権の真相」による世論の大反響を無視できなくなり、慌てふためいて有名どころを糾合して作った便乗本。○○の一つ覚えのように「俺たちは差別されてきたんだ! 可哀相なんだ! もっと同情しろ!」とわめき散らしていれば脱税も暴力行為も見逃してもらえた時代はとうの昔に終わっているのですが、解同とそのシンパの人々は今なお過去の夢に酔っているご様子。いわばこの本は、そうした時代錯誤者のかたがたの勘違いぶりを読んで笑うための一冊です。内容は、ウソと誤魔化しと開き直りのオンパレード。特に宮崎学は調子に乗りすぎて「同和利権の真相」の著者に訴えられ、解放出版ともども裁判に負けて賠償を命じられるという愉快なオチまでつけてくれました。いわば法廷が正式に「この本にはウソが書いてあります」とお墨付きをくれたわけで、本書に興味ある人はその点を心して読む必要があると思います。
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111 人中、103人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
「同和利権の真相」シリーズへの反論にも関わらず、検証可能な反論の資料が提示されていなかった。
この本に記述されている通りに「同和利権の真相」シリーズとこの本の対立の原点は、イデオロギーの路線対立にあり、左翼の内ゲバと同様に権力闘争と考えるべきだろう。

「同和利権の真相」シリーズとこの反論を読んで、なぜ同和問題の解決に支持と関心が集まらないのかよくわかった。観客を全く想起しない舞台で繰り広げられる内ゲバに、誰が関心を持つというのだろうか。

呉と対談したインタビュアーが差別を行動に移すだけではなく、「差別を内心で思うだけで悪」と述べている件で、背筋が凍った。同和差別をなくすには、矛盾を抱える人間性を否定し、差別を思う心を捨てきらないといけないらしい。目的は異なるが、どこかのカルト宗教が同じようなことを謳っているのと同じだ。

まともなのは対談で出演している呉智英だけで、「清潔主義では社会では通じない。人間の清濁を伴わせて差別に対応しないと駄目」だし、「差別のない社会はありえない」からこそ「大多数にどのように訴えて改善していく」のかを考えるべきだと述べていた。
それ以外の執筆者には、胡散臭さと違和感を感じずにはいられない。

宮崎学の著作を読んだことがわからないが、「利権はやがて特権になる」のだから、「被差別者が特権を持つのは当然」で「何が悪い」と居直る彼は太鼓持ちライターという位置づけでいいのだろうか?もっとも、クライアントの要求に応えるのが仕事という点では、満点なのだろうが…。

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