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「原発避難」論―避難の実像からセカンドタウン、故郷再生まで―
 
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「原発避難」論―避難の実像からセカンドタウン、故郷再生まで― [単行本]

山下 祐介 , 開沼 博
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

原発事故を受け約15万人が福島県内外に避難し、今も帰る見通しが立っていない。置かれた状況は多様であり、問題は深刻化している。長期的避難を前提とするセカンドタウン構想をも視野に入れながら、見えざる難民たちの実像を追い、故郷再生の回路を探る。

内容(「BOOK」データベースより)

原発事故を受け約15万人が福島県内外に避難し、今も帰る見通しが立っていない。置かれた状況は多様であり、問題は深刻化している。長期的避難を前提とするセカンドタウン構想をも視野に入れながら、見えざる「難民」たちの実像を追い、故郷再生の回路を探る。

登録情報

  • 単行本: 396ページ
  • 出版社: 明石書店 (2012/2/29)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4750335479
  • ISBN-13: 978-4750335476
  • 発売日: 2012/2/29
  • 商品パッケージの寸法: 19.2 x 13.6 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 4.0 著者達の今後の活躍に期待 2013/4/20
形式:単行本|Amazon.co.jpで購入済み
震災から既に2年経ってしまいましたが、あの日のことは昨日のことのように思い出されます。

本書は震災のちょうど1年後に発行され、著者のほとんどは社会学を専攻する現役の大学院生。
震災から割と短い期間でまとめられているため、「結論の出ていない問題提起・中間報告」
の様相を呈しているのは否めませんが、それは時間的に仕方のないこと。
むしろ、組織や肩書に縛られることなく、各人の調査や意見が記されている点に好感が持てます。

個人的に関心を持ったのは、「第7章 ”ホットスポット”問題が生んだ地域再生運動 − 首都圏 柏から岡山まで」
前半では、柏市内の幼稚園や保護者の取り組みに焦点を当て、後半では岡山市で避難者を受け入れている
「おいでんせぇ岡山」について述べられています。

いずれも、当事者自身がツイッター・ミクシィなどのソーシャルメディアを駆使して行動を取っていたことが
詳細に書かれており、大変、興味深い。
阪神淡路大震災と今回の震災とでは「原発問題の有無」という大きな違いがあるにせよ、
震災や避難の対応について「ソーシャルメディアの有無や、それが果たす役割の大きさ」については、
十分な研究を要するものと思います。

被災地出身以外の「自主避難者」については、”過剰反応”などと賛否両論あることかと思います。
その是非の議論は他に譲ることとして、大人に伴われて見知らぬ土地で暮らすようになる子供達には、
特に、予防接種などを含めた医療や福祉の点で十分な対策がなされるべきです。

この章の筆者のように、「日(話題)の当たりにくい場所(人)」に目と心を向けられる方には、
ぜひ、積極的に活動していただくことを、大いに期待します。
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