「面の厚い人間になれ!」とススメている!
普通良いとは思われにくいことをすすめるとはどういうことなのか?と気になり手にとりました。サブタイトルは『中国5大古典と漢字に学ぶ」。そこから「厚顔」?ますます興味深いものです。
前半は三国志、水滸伝、西遊記、論語、孫子と常々読みたいと思っていながらもなかなか手の付けられていなかった書物より事例を挙げ、現代の社会、会社の例にあてはめて解読していきます。ビジネスマン宋氏の視点と解釈によって、様々なビジネスシーン、上司または部下としての対処の仕方が具体的に挙げられ、どんな方にも思い当たり、頷き感慨深い言葉があるはず!
個人的に心に残ったのは『孫子』の”彼を知り己を知れば、百戦して殆うからず”という思想。
「己を知って謙虚になれ」と解釈しがちだが本来は現在の自分の状況を客観的に判断せよと意味で、現代のビジネスに置き換えれば、”がむしゃらに戦うのではなく、自分の戦略と目的を持って達成することを真剣に考えてみるべき”と説いているところに反省されられ、、、、そして『西遊記』のミスや失敗を恐れず経験をつみ、失敗を少なくしていこう!というところ励まされました。
後半は漢字にこめられた意味をいろいろな角度から探っています。
”「分かりました」にかくされた3つ意味”の項は日本人ならだれでも心当たりのある状況では?!
言葉は生きていていろいろな性格があるのだな、と感じられます。
心に留めて置きたい漢字や言葉を通し、自分の内面も読み返す良い機会となりました。
固定観念にとらわれず、たくましく柔らかく生きる!ここにタイトルの思いがあるのかな、と思います。
友人、部下、上司、家族にも是非読んで欲しい一冊です!