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「厚顔」のススメ (小学館101新書)
 
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「厚顔」のススメ (小学館101新書) [新書]

宋 文洲
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

「三顧の礼」といえば、『三国志』の有名なエピソードの一つ。
劉備玄徳が諸葛亮孔明を軍師に迎えるべく、孔明の草庵を三度訪ねた話だが、実はこれは、劉備が「厚顔」だったからこそ可能だった!
その他、『西遊記』は問題社員を再生する方法、『論語』は「格差社会」「経済乱世」の生き方論、
『孫子』『兵法三十六計』は正義を捨てる逆転の発想術を説くビジネス書--。
中国古典や身近な漢字・故事成語を題材に、カリスマ経営コンサルタントが混迷の時代を生き抜くビジネス処世術を説く!

内容(「BOOK」データベースより)

「三顧の礼」と言えば、『三国志』の有名なエピソードの一つ。劉備玄徳が諸葛亮孔明を軍師に迎えるべく、孔明の草庵を三度訪ねた話だが、実はこれは、劉備が「厚顔」だったからこそ可能だった!そのほか『西遊記』は“問題社員”を再生する方法、『論語』は「格差社会」「経済乱世」の生き方論、『孫子』『兵法三十六計』は正義を捨てる逆転の発想術を説くビジネス書―。中国古典や身近な漢字・故事成語を題材に、カリスマ経営コンサルタントが混迷の時代を生き抜くビジネス処世術を説く。

登録情報

  • 新書: 208ページ
  • 出版社: 小学館 (2009/8/3)
  • ISBN-10: 4098250446
  • ISBN-13: 978-4098250448
  • 発売日: 2009/8/3
  • 商品の寸法: 17 x 11 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
「面の厚い人間になれ!」とススメている!
普通良いとは思われにくいことをすすめるとはどういうことなのか?と気になり手にとりました。サブタイトルは『中国5大古典と漢字に学ぶ」。そこから「厚顔」?ますます興味深いものです。

前半は三国志、水滸伝、西遊記、論語、孫子と常々読みたいと思っていながらもなかなか手の付けられていなかった書物より事例を挙げ、現代の社会、会社の例にあてはめて解読していきます。ビジネスマン宋氏の視点と解釈によって、様々なビジネスシーン、上司または部下としての対処の仕方が具体的に挙げられ、どんな方にも思い当たり、頷き感慨深い言葉があるはず!

個人的に心に残ったのは『孫子』の”彼を知り己を知れば、百戦して殆うからず”という思想。
「己を知って謙虚になれ」と解釈しがちだが本来は現在の自分の状況を客観的に判断せよと意味で、現代のビジネスに置き換えれば、”がむしゃらに戦うのではなく、自分の戦略と目的を持って達成することを真剣に考えてみるべき”と説いているところに反省されられ、、、、そして『西遊記』のミスや失敗を恐れず経験をつみ、失敗を少なくしていこう!というところ励まされました。

後半は漢字にこめられた意味をいろいろな角度から探っています。
”「分かりました」にかくされた3つ意味”の項は日本人ならだれでも心当たりのある状況では?!
言葉は生きていていろいろな性格があるのだな、と感じられます。

心に留めて置きたい漢字や言葉を通し、自分の内面も読み返す良い機会となりました。
固定観念にとらわれず、たくましく柔らかく生きる!ここにタイトルの思いがあるのかな、と思います。
友人、部下、上司、家族にも是非読んで欲しい一冊です!
このレビューは参考になりましたか?
15 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
『三国志』『水滸伝』『西遊記』『論語』『兵法』ほか
中国古典「本当の教訓」を解き明かす

 というオビに引かれて買いました。著者の宋文洲さんは中国人にして、ソフトブレーンというベンチャー企業の創業者だけあって、非常に古典に造詣が深く、『三国志』や『水滸伝』『西遊記』といったエンターテインメント小説から、まさかの処世術を導いています。しかもどれも説得力があり、ビックリしました。

 例えば……『三国志』に出てくる、「泣いて馬謖を斬る」という言葉でも知られる天才軍師・孔明の「信賞必罰」のエピソード。実はこれは、重要な初戦を部下に任せてしまった孔明の「悔し涙」だと宋さんは解釈しています。つまり、重要な仕事は部下にではなく自ら指揮を執って事に当たれという「本当の教訓」を導き出すのです。

 『西遊記』では、あの岸部シローが演じていた存在感のない沙悟浄のことを、宋さんは「組織に必要な繋ぎ役」として高く評価するのです。確かにそう言われてみれば、能力は高いですがワガママばかりで自己チューな孫悟空と、食欲の塊で誘惑に弱い猪八戒の間にあって、あの沙悟浄の落ち着きぶりは貴重です。
 その上で、組織の力は「優秀な人材」の人数に比例するわけではないと結ぶ宋さん。いやはや、目から鱗です。
 きっと、読者の中にも、自分は孫悟空にはなれないが、沙悟浄にだったらなれるのではないか、と思える人もいると思います。

 ビジネス書なども読みますが、自分の経験を引いた一見教訓話に見えた自慢話などが多い中、この本は、誰もが知っている古典を題材にしているので、とても分かりやすいですし、頭にスッと入ってきました。

 若いやる気のあるサラリーマンにはもちろんのこと、失敗を恐れてばかりの上司、人にばかり責任を押し付ける上司にも是非読んで欲しい一冊です。

 
このレビューは参考になりましたか?
13 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
「厚顔のススメ」、ヘンなタイトルです(これも逆転の発想かな?)。でも、宋さんの著書は、今までに何冊か読んだことがありますが、どれも読んでいて楽しくなるし、今回は新書で値段も安いので即購入。

で、まず「三国志」の「三顧の礼」。この逸話、昔、国語で習ったような……劉備が孔明を参謀にするために通い続けるという話ですね。これを宋さんは、「必要な人材を獲得する(ビジネスで成功する)ためには、断られようが厚顔といわれようが、何度でも説得にあたる」ビジネススキルの典型として読み解きます。ビジネスで成功したリーダーはみんな「厚顔」なのだ、と。なるほど〜。

「泣いて馬謖(ばしょく)を切る」。これも昔、聞いた覚えがありますが、なんのことだったか……そう、北伐の際に、孔明が馬謖に緒戦を任せたところ大敗してしまい、孔明は信賞必罰のために泣く泣く馬謖のクビを切った、というエピソードです。この話は、宋さんに言わせると、「ベンチャーの一番大事な新規事業を部下に任せてしまい、失敗した社長の孔明が流した悔し涙」だというのです。

さらに悪役として描かれることの多い魏のリーダー・曹操こそ、実は冷徹であるべきトップの理想形だ……というように、中国古典の逸話と、ビジネスの話がセットで語られます。ふと気が付くと、古典の教訓と、人生の教訓が、同時に頭の中にストンと入ってきます。

そのほかにも、「水滸伝」「西遊記」「論語」「兵法三十六計」、さらに第2部として「漢字」にまつわる宋さんの「逆転の発想術」が載っています。
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