各界で多発する不祥事やスキャンダル。当事者及び関係者は,釈明・謝罪等のために記者会見を開かざるを得ない。しかし,その記者会見が,ピンチをチャンスに転換する切り札にもなれば墓穴を掘って窮地に追い込む地獄にも変わる。
本書は,様々な危機管理場面における記者会見を誰よりも場数を踏んでこなしてきた筆者の経験則から,記者会見の本質を解説し,その場でやるべきこととやってはいけないことを厳しく峻別する術を教えてくれている。
特に,巻末の「記者会見の心得十カ条(十戒)」は,含蓄に富んだ,非常に参考になる一級の資料である。官民問わず,広報担当者は読んでおくべきであろう。