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阿羅健一氏「南京事件 日本人48人の証言」でも分かるように「南京事件」の実態は「中国兵の処刑」であって「民間人の虐殺」ではなかった事が、豊富な資料によってさらに裏付けられた形です。その兵隊の処刑も「捕虜の処置」の解釈から、資格、虐殺の意味まで細かく論じられており、国際法違反の虐殺には当たらないと述べています。
最近、東中野氏の「南京事件 証拠写真を検証する」が話題になりましたが、写真ではなく、資料をより深く掘り下げて、「南京事件」の実態を把握したいという方には最適です。特に目次を9ページにわたり細分化しているので、自分が調べたい個所を探すには大変便利な本になっています。
ただこの本は「徹底検証」というタイトルどおり、内容が非常にマニアックなので、他の南京関連書物を読んで、”南京事件ストーりー”の全体像を把握してから読むことをお勧めします。(個人的には田中正明氏の「南京事件の総括」が分かりやすく良いと思いますが。)
そうでないと前書きがなく、どんどん話が専門的な部分に進んでいくので、初心者にはいささか辛い?
当時中国在住のアメリカ人ジャーナリスト(この人は自他共に認める反日親中派)がいみじくも言ったように、「南京での日本軍の悪行は、中国人だけの主張であるならそれは中国のプロパガンダであると退けられ手も仕方が無い」が、「この主張は、『南京で事件を直接目撃した中立的外国人』によるものであるからこそ真実」であるはずだった。
ところが、その中立であるはずの外国人たちは、前述のジャーナリスト同様反日親中で、しかも「南京虐殺」を執拗に主張したマイナー・シャール・ベイツは中国国民党宣伝部と深く関係していた。それだけでも既に「南京虐殺」の虚構はう余地がないとも言えるが、東中野氏は更にその反日である南京国際委員会及び在南京の各国大使館員らの公文書を徹底的に検証し、彼らの訴えが全て中国人からの伝聞(しかもその多くは噂の又聞き)であると言う事実を突きつけて見せた。
所謂「虐殺派」がその証拠として依拠するもので客観的と思われるものは、この書によって全て無効化してしまった。後彼等に残されているのは「虐殺を生き残った中国人」の証言や「虐殺確かにした」という元日本兵の証言のみであるが、左翼プロパガンダでないと言う証拠はどこにも無い。実際、その証言の多くは虚言であったことが判明している。
この本が英語化されて出版されることを心から願うものであるが、ダイジェスト版の論文”the Overall Picture of the 'Nanking Massacre'" が”Nanking 1937 : Memoru and Healing"(Li,Sabella and Liu, M.E.Sharpe刊、2002)に掲載されている。この本の中で唯一の「否定論」であり、最良の論文である。
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