所得の格差が健康の格差に比例してしまうと言うことが書かれている。
「だったらがんばって金持ちに、勝ち組になればいいじゃないか」
世間で言われているこうしたことも、実はこれも落とし穴だと言う内容がこと新鮮である。今の社会の派遣労働者と長時間労働を強いられる正社員の構図がまさにそうだと思われるからだ。
雇用も安定せず、明日の住居も心配しなかれ場ならない一方で、競争の中で周囲を追い落としていけば、その分仕事の負担は重くなり心身ともに蝕まれてしまう。
しかしその分析だけでも現状の解決にならない、だったらみんなが幸福になる社会を考えればいいじゃあないかと言う明るい提案もなされている。
経済成長優先できた社会が健康に生きるには格差が広がってしまっている現在、この本を読んで自分たちが生きていくうえでは本当は何が求められるのか考えさせられてしまう。