対話は、2005年6月にスタート。約9カ月間に及んだ。
幅広いテーマに鋭い洞察力を持つ作家・村上龍氏と日本を外部から見つめる国際人としての目を持つ伊藤穰一。この二人の「ダイアローグ(対話)」は、日本の経済、教育、政治、メディア、エンターテインメントとあらゆるテーマにおける日本固有の現象や問題などに焦点をあて積み重ねられた。
そして、この対話が新鮮な化学反応を引き起こし、読み手に新たな見識をもたらし、私たち「個々人」が、日々の生活で何を意識し、どのような行動をおこせば、ハッピーになれるのか、そのヒントが随所に盛り込まれている作品となっている。~
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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
そうだよね,
By
レビュー対象商品: 「個」を見つめるダイアローグ (単行本)
そうだよね、と感じる部分が多かった。しかし、そのせいかサラッと読み終えてしまった。 「個」を見つめるダイアローグというタイトルだが、内容は現在の日本の問題とかを考えるといったもの。 外国との対比を用いながら、今の日本のおかしな部分を指摘している。 その指摘自体は的を得ていると思う。しかし、すでに指摘されているようなものが多かったと思う。 比較の対象として、外国で何が起きているかを話しているのだけれど、その部分が個人的には良かったかなと。
15 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
「個」を確立するとは何か?,
By showtime (東京都豊島区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 「個」を見つめるダイアローグ (単行本)
結局「個」を確立していくということは何か?今の世の中、自分(国と置き換えてもいい)独りで生きていくことは不可能なわけで、必ず誰かと係りあいながら生きていかないといけない。 また、自分(=「個」)を確立するということは、自分は他の誰かとは違うということを知らないとありえないことでもある。 その為にどうすればいいのか? 自分以外の外部と積極的に係り、その中で自分というものを知り、自ら考え、自ら行動していく、ということなんだ。 日本は島国だからか、「ニート」や「オタク」にも代表されるように どうしても「内側」の思考に陥りやすいと思う。 なぜなら、「内側」の世界というのは楽だからだ。 そうではなく、「外側」の世界と係わっていくことの大切さをこの対談では伝えてくれている。
7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
リラックスして読んで欲しい日本批判の書,
By まんじろう (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 「個」を見つめるダイアローグ (単行本)
と、村上氏は本書を位置付けているが・・・大多数の人にはリラックスして読めるものではないと思う。 私は、日本の現実・自分自身の現実と向き合わされ、考え込んでしまった。 村上氏・伊藤氏の考える「ハッピーになれる思考・行動」のできている少数の読者に限り、うなずきながら楽しんで読み進められる本だろう。 とは言いつつも、単なる批判で終わっていない。 「ハッピー」を実現している人たち(それが村上氏・伊藤氏本人の場合もある)の紹介を通して、ハッピーになれる思考・姿勢・行動のヒントをつかんで欲しいという両氏の思いがまっすぐに伝わってくるからだ。 ルートサーバーを管理するおじいさんの話などは強くに印象に残っている。
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