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「住基ネット」とは何か?
 
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「住基ネット」とは何か? [単行本]

櫻井 よしこ , 伊藤 穣一 , 清水 勉
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

ひとりひとりに十一桁の番号が振られ、これが一生の間、識別番号になり、いずれ私たちのおよそ全ての個人情報を捕捉することになる。プライバシーと安全を脅かす住基ネットの本質に迫る。

出版社 大村智(明石書店編集部)

「番号」になりたくない「人」へ緊急出版! 誰のための「住基ネット」? 何のために必要?
個人のプライバシーを全面的に危機にさらす「住基ネット」について、
仕組みや導入の経緯など初歩的・入門的情報から、
セキュリティ、法的側面、海外との比較まで
あらゆる角度から、冷静に徹底検証し、問題点をわかりやすく解説。
年表や発言集、条文など関連資料も充実しています。

拒否したい個人、離脱したい自治体のとるべき手段と方法を具体的に提案しています。


登録情報

  • 単行本: 233ページ
  • 出版社: 明石書店 (2002/9/19)
  • ISBN-10: 4750316237
  • ISBN-13: 978-4750316239
  • 発売日: 2002/9/19
  • 商品の寸法: 20.8 x 14.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 775,695位 (本のベストセラーを見る)
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9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
昨年の八月五日,住民基本台帳法の改正をうけ,いわゆる「住基ネット」が稼動開始した.一言で言えば,名前や年齢などの基本的な情報,ネットワークを使い,自治体間・政府機構間で情報を共有することにより,行政能率を高めようというものである.

…と述べると,何やら良いもののように聞こえるが,必ずしもそうではない.まず必ずしも能率は高まってはいない.逆にコストが増えているとも考え得る.またネットワークによる情報を共有は,それだけ情報漏洩の可能性が高い.住基ネットに登録されているのは生年月日や名前などの「どうでもいい情報」のように思えるかもしれないが,使い方によってはプライバシーを致命的に侵害する.例えば,名簿業者や闇金融に個人情報が出まわるのではないかという指摘がある.住基ネットのセキュリティも不安である.OSのウインドウズはセキュリティホールの存在が再三指摘されているし,管理側の人的要因により個人情報が漏洩する可能性も高い.実際,昨年後半に,福島県岩代町で全町民のデータが盗まれるという事件があった.また,細部の取扱について実務上の混乱も見える.それに本来,住基ネットは個人情報保護とあくまでワンセットの立法だったはずだ.ところが,個人情報保護法案は,こちらもいろいろと問題があったために頓挫してしまった.充分な保護もなされないまま,我々の個人情報が垂れ流されているのが現状なのである.要するに,制度運用のための圧倒的準備不足にも関わらず,見切り発車してしまったというのが真相だろう.業者・政治家・官僚の利権のためにである.
本書は,以上のような住基ネットの問題点を,弁護士・ジャーナリスト・ネットワーク技術の専門家が,やさしく解説している.巻末には50p強の関連資料も網羅されており,非常にお勧め.

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